ライター : Sheage(シェアージュ)

この記事は、私らしく、もっと輝く。 - ライフスタイルマガジン「Sheage」の提供でお送りします。

世界中を旅したパティシエが贈るおやつの本

2月22日(月)に発売される『世界のおやつ おうちで作れるレシピ100』(パイ インターナショナル)。お菓子ブランド「SEKAI NO OYATSU」主宰するパティシエの鈴木文(あや)さんのレシピ本です。

50ヵ国以上を旅し、500種類以上のお菓子を学んだ経験をもとに、100品のおやつとその作りかたを、さまざまなイラストレーターさんのかわいい挿絵と共に紹介しています。日本でもおなじみのスイーツにも、珍しいお菓子にも出会える、かわいい絵本のようなレシピ本です。

発売に先がけ、ここではバレンタインにもおすすめの3つのレシピをご紹介します。

レストランの味を家で。フランス発「ムース・オ・ショコラ」

フランスのおやつ「ムース・オ・ショコラ」。おしゃれなレストランのデザートで出ることも多いムースは難しいイメージがあるかもしれませんが、温度に注意しながら材料を混ぜてていき、最後に冷やせば完成します。卵黄の濃厚さとホイップクリームの軽やかさの両方が感じられる滑らかな食感をぜひお試しください。

材料(作りやすい分量)

クーベルチュールチョコレート…(カカオ分60%程度)100g
生クリーム…250g
卵黄…40g(L玉約2個分)
グラニュー糖…30g
水…30ml

作り方

1. ボウルにチョコレートを入れて湯煎(50~55℃)にかけて溶かします。

2. 別のボウルに生クリームを入れて5分立てにします。

3. パータボンブ(卵黄のクリーム)を作ります。別のボウルに卵黄、グラニュー糖、水を加えて、湯煎(約50℃)にかけ、温めながら電動ミキサーで泡立てます。

4. (3)が空気を含み白っぽくなり、卵黄に火が入りクリーム状になったら湯煎から下ろします。冷ましながら引き続き泡立て、もったりとさせます。

5. (1)に(2)を少しずつ加えて、都度ゴムベラでボウルの中央からやさしく合わせます。

6. 生クリームの1/3くらいの量を入れ切ったら、(4)を加えてゴムベラで合わせます。

7. (6)に残りの生クリームを加えてゴムベラで合わせ、器に盛って冷蔵庫で冷やします。
▶︎必要以上に混ぜすぎるとボソボソとした状態になってしまうので注意してください。チョコレートの温度が下がり白濁してきたら、ボウルの底を数秒ずつ湯煎にかけ、様子を見ながら作業するとよいしょう。

果物で飾って豪華に。オーストラリア発「パブロヴァ」

続いては、オーストラリアのおやつ「パブロヴァ」。表面はさっくり、中はふわっと柔らかなメレンゲ菓子です。スポンジを焼かないのでケーキより気軽にできますが、生クリームと果物でデコレーションすれば豪華になるので、お祝いやパーティーにもおすすめ。ぜひ季節の旬の果物(酸味のあるものがおすすめ)でかわいく飾ってください。

材料(作りやすい分量)

卵白…80g(L玉約2個分)
グラニュー糖…A100g
コーンスターチ…小さじ1/2~1
白ワインビネガー…3g

生クリーム…100g
グラニュー糖B…10g

ベリー系の果物(冷凍でも可)…250g
飾り用粉糖…適量

編集部のおすすめ