ライター : 大山 磨紗美

発酵食健康アドバイザー / 発酵文化人

ひのき調理板(薄型・小)

Photo by 大山磨紗美

無印良品で販売されているひのき材のまな板には、幅36cmと幅24cmの2種類があります。一般的にまな板に使われる木材は、ひのき・いちょう・桐・ほうなどです。

ひのきのまな板は、木目が緻密で美しく水に強く水切れがいいのが特徴。ひのきには独特の芳香があり、香り成分に抗菌性があるとされています。

補助用まな板にちょうどいい小さめサイズ

Photo by 大山磨紗美

ひのき調理板は、3〜4人分の調理用としてメインで使うには少し物足りませんが、ひとり分の食材のカットをしたり、薬味を切ったりする補助用のまな板としては便利です。また、卓上で果物を切るまな板として、使い勝手のいいサイズですよ。

木目がきれいでなめらかなカット面

Photo by 大山磨紗美

表面は木目とツヤがあり、触り心地もなめらかです。水を流すとさっと全体に行き渡り、余分な水分はカット面にとどまらず、適度な水分をキープしたまま使えます。

あっぱれ無印!ソリ防止加工をした断面

Photo by 大山磨紗美

ひのき調理板の短辺、片方を見ると真ん中に2mmほどの厚さの板がはめ込んであります。無印良品担当者の方に質問すると、これはまな板のソリを防ぐ効果のために入れていると教えてくれました。

カット面からは一枚板のように見え、細部の使いやすさにこだわった無印良品らしさを感じます。

実際に使ってみました♪

薬味のネギを軽快にカット

Photo by 大山磨紗美

青ネギを長さ4分の1くらいに切ったあと、小口切りにしてみました。包丁のあたりは、これまで使っていたいちょうのまな板よりやわらかい印象。板の厚みが1.3cmあり、トントンと軽快な音を立てて刻むことができます。

また、100均で販売している厚さ2mm程度のプラスチックまな板をステンレスのキッチン台で使うと、これまで手首に違和感を感じることがありましたが、ひのきのまな板は衝撃を吸収してくれているようで、楽に作業ができました。

表面なめらかなのに食材が滑りにくい

Photo by 大山磨紗美

木綿豆腐1丁(400g)を切って水切りしてみました。適度に保水性のあるひのきの表面は、ツルツルというよりもしっとりとしています。軽く手を添えただけなのに、ずるっと滑ることはありませんでした。
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