ライター : macaroni 編集部

ムダなく使い切る!きな粉の賞味期限や保存方法

近年の健康ブームで需要が伸びているきな粉。お正月にも餅や団子の味付けとして購入した方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ使おうと思ったら賞味期限が切れていた!なんてこともよくありますよね。

出番の少ないきな粉ですが、少しの工夫でおいしく保存することができますよ。きな粉の保存方法や賞味期限を知って、正しく使いましょう!

きな粉の賞味期限はどのくらい?

Photo by macaroni

未開封の場合

市販されているきな粉の賞味期限は未開封の状態で、おおよそ3か月~1年です。なんとなく長期保存ができそうで、あまり気にしていなかった方も多いのではないでしょうか。賞味期限を短く設定しているものもあるので、パッケージをチェックしてみてください。

保存方法によっては、未開封でも期限より早く劣化してしまうことがあります。正しい保存方法は、「直射日光・高温多湿を避け、冷暗所で保存する」のが一般的です。

開封後の場合

開封後は、1か月以内を目安に使い切りましょう。高温多湿に弱いきな粉は、一度開封すると空気中の湿気を吸収して酸化が進み、風味も落ちてしまいます。きな粉をおいしく長持ちさせるためには、正しい方法で保存することが大切です。

また、元々砂糖が入っているきな粉は、砂糖が湿度の影響を受けて固まり易くなるため、劣化のスピードが早くなります。自宅で砂糖を混ぜた場合でも、お餅をつけたり手で触ったりしたものは、害虫にも狙われやすいのでできるだけその日のうちに使い切るようにしましょう。

特に梅雨の時期から夏場にかけては、ダニが好む環境になります。開封後は1か月以内でも注意が必要です。違和感のあるにおいがしたら使用しないようにしましょう。

食べられる、食べられないの基準は?

食べられるきな粉の特徴

・色が変色していない
・塊がなく、さらさらした質感
・違和感のない香りや味
・正しい方法で保管していた場合

きな粉は原料の豆の種類や製法よって、元の色味が異なるため、まず購入時から色の変化がないかを確認しましょう。

また、質感は湿気を含んでいないさらっとした粉状であることが望ましいです。新鮮なきな粉は、豆の香ばしい香りがします。この独特な風味を逃さないためにも、密閉容器に入れて冷暗所で保管することが良いでしょう。開封後であっても、適切な保存方法であれば少し風味が損なわれていることもありますが、食べても問題ない場合がありますよ。

記事の後半では正しい保存方法を紹介していくので、ぜひ確認してみてくださいね。
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