カルシウム

スンドゥブに使う豆腐には、カルシウムが含まれています。カルシウムはおもに骨や歯の構成成分として存在し、体内にもっとも多く含まれているミネラルです。骨格を形成するほかには、出血した際に止血を促す作用や、筋肉の興奮を抑えるはたらきなどがあります。

木綿豆腐には100gあたり93mg、絹ごし豆腐には100gあたり75mgのカルシウムが含まれていますよ。(※5,7)

ダイエット中にスンドゥブを食べるポイント

食べ過ぎない

スンドゥブは、1人前あたりではほかの鍋料理よりもカロリーが低いです。たくさん食べても問題なさそうですが、食べ過ぎればカロリーの摂り過ぎにつながります。1人前を目安に食べましょう。

また、スンドゥブは唐辛子を使う辛い鍋のため、食べ過ぎると粘膜が傷つきやすくなるおそれがあります。特に、のどや胃の調子が優れないときは控えましょう。(※1,2,3,8)

野菜から食べる

スンドゥブを食べるときは、野菜から先に食べるようにしましょう。野菜には、消化吸収をゆるやかにする水溶性食物繊維が含まれています。

上がった血糖値を下げる際に分泌されるインスリンは、糖を脂肪に変えてためこむようはたらきます。野菜から食べて血糖値の急上昇を抑えることで、脂肪として蓄積されにくくなりますよ。

また、食物繊維には余分な糖質や脂質の排出を促す作用もあるので、ダイエット中はぜひ意識してみてください。(※9)

シメに注意する

スンドゥブを食べたあとに、シメとなる白米や麺などの炭水化物を含む食品を追加する場合は、食べる量に注意しましょう。

炭水化物のうち、エネルギー源となる糖質は、消費されなかった分が中性脂肪として蓄積されます。特に、夜遅くなるほど体内で脂肪が合成されやすくなるため、遅い時間にスンドゥブを食べるときはシメを控えましょう。(※10,11)

スンドゥブのカロリーをオフする方法

野菜をたっぷり使う

スンドゥブのカロリーをオフするためには、野菜やきのこ類をたっぷり使うのがおすすめです。カロリーの低い野菜には、白菜や小松菜、チンゲンサイなどがあります。

食物繊維が含まれる野菜やきのこ類は、噛みごたえがあり満足感が高いため、肥満対策に役立ちますよ。さまざまな食材を使うと、2種類の食物繊維をバランス良く摂ることにもつながります。(※5,6)
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