ライター : ☆ゴン

シャンパングラスにはどんな形状がある?

見栄えよく炭酸が抜けにくい!フルートタイプ

スパークリングワインを飲むときに使用されるグラスのなかで、もっともポピュラーなのが「フルートタイプ」です。

飲み口が狭く、ボウルが直線的で細長いスリムタイプなので、ワインの香りと炭酸が抜けにくいのが特徴。細かな泡立ちを眺めながら味わえる、辛口スパークリングワイン用のグラスとして人気があります。

アロマを楽しみたい人に。ワイングラスタイプ

ボルドーやキャンティー型グラスをやや細長くした、ボウルに膨らみのあるものを「ワイングラスタイプ」と呼びます。

たくさんのワインが入るうえ、空気に触れる面積が広いため、香りやフレーバーをより強く感じられるのが特徴。シャンパンをはじめとした、高品質なスパークリングワインを楽しみたいときにおすすめです。

炭酸が苦手な人でも飲みやすい!クープタイプ

「クープタイプ」はソーサータイプとも呼ばれ、かつてはシャンパングラスの定番でした。シャンパンタワーに使用されるグラスとして有名で、いまでもパーティーの乾杯用グラスとして活躍。甘めのスパークリングワインに最適です。

広い口径のおかげで炭酸が抜けやすいため、刺激が少なく飲みやすいと女性に好まれます。

いろいろな飲み物に使える。ステムレスタイプ

ボウル下のステム(軸・脚)がないグラスを、「ステムレスタイプ」といいます。丸いタンブラー状のボウルだけのシャンパングラスで、手の温もりがワインに移らないよう、ダブルウォールタイプが大半。

底部の台が長くなっているものもあり、スパークリングワインだけでなく、いろんな飲み物に広く使えるのが利点です。

シャンパングラス選びのチェックポイント

シャンパングラスの素材で選ぶ

リーズナブル価格で割れにくいガラス製

珪砂やソーダ灰、石灰などの原料を、高温で溶解して冷やし固めたものがガラスです。ソーダガラスとも呼ばれ、シャンパングラスにも使用される、価格が安くて加工しやすい素材。厚みのあるものは意外と強度があります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ