Q. 現在の家事分担に至った経緯は?

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桃子さん:特に話し合いをしたわけではないんですが……。以前は料理は夫が、洗い物は私がという流れがありました。しかし、洗い物をためてしまうことが多く、夫に注意されてよく喧嘩していました。 

豪希さん:そうそう。どんどん溜まっていくんだよね(笑)だから、自分ですればいいや、と思ったんです。なんなら「洗い物で妻の手が荒れるくらいなら僕がやる。」くらいの無理にでもポジティブな理由をつけて(笑)そしたら、お互いにストレスが減ったように思います。

桃子さん:そうされると、「ありがたいな、うれしいな」という気持ちから、じゃあ私はほかにできる家事をしよう、と思えてくるんです。ポジティブな連鎖ですね。

Q. ふたりで家事をおこなうえで、大切なことは?

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桃子さん:お互いの「キレイレベルのすり合わせ」が大切だと思います。部屋はこれくらいきれいに保っていたい、掃除機はこれくらいの頻度でかけたい、とか。家事におけるストレスって、ここの価値観のズレによって生じるものだと思います。

まずは、相手のキレイレベルを知り、ふたりのスタンダードを決めていくのが重要かもしれません。

豪希さん:あとは、気を使わない、素直になることも必要。しんどいときは「手伝って」と素直に助けを求めたり、何よりお互いが一緒に取り組む姿勢でいることを大切にしています。

完璧にこなすよりも、家族全員が心地よい方法を。

マカロニメイトの家事分担法、いかがでしたでしょうか。環境の違う3家庭でしたが、お話を伺うなかで共通していたことがあります。

それは、「すべてが完璧」なわけではないということです試行錯誤してどり着いた方法ですが、もちろんうまくいかないこともあると仰っていました。パーフェクトを目指すのよりも、家族全員がいちばん心地よい方法を見つけることが大切ですね。

おうち時間が増えた今だからこそ、家事の分担について、今一度ご家族で話し合われてみるのもいいかもしれません。ちなみに筆者は、パートナーにエリア分担制度を提案してみようと思います(笑)
企画・文 / 高崎 瑞輝(macaroni編集部)
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