
ライター : ちあき
育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる
古い油の固め方、知ってる?
油を使う料理といえば、唐揚げ、天ぷら、豚カツ、コロッケ、春巻きといったように様々な料理がありますよね。普段からよく揚げ物をされる方もいらっしゃると思いますが、油を固めて捨てる簡単な方法、ご存じですか?
簡単に固められたり、捨てられたりする方法を知っていれば、揚げ物が面倒ということもなくなるかもしれません。今回は、使い終わった古い油の固め方や、スムーズな処理の仕方をご紹介します!
身近な代用品で油を固める!
片栗粉で固める方法
片栗粉で油を固める場合は、油と同じ分量の片栗粉を油がまだ温かいうちに入れます。必ず油が冷えてしまう前に行いましょう。そのまま冷ますとドロッとした固体になります。後は、ビニールに入れて捨てるだけ!小麦粉でも同様のやり方でできるので、片栗粉がないという時は、小麦粉を使ってみてくださいね。
油を捨てるタイミング
揚げ物に使う油は、使用回数は3〜4回が限度となっているようです。それ以上は使わず捨てるようにしましょう。
ちなみに油を長く使うには、使用する順番にコツがあるらしいのです!油を汚しにくい料理から始めて、さし油をしながら使うのがよいとされています。順番としては、素揚げ(野菜)→天ぷら(野菜〜魚介類)→フライやカツ、コロッケ→唐揚げなど下味がついたもの→炒め物がよいといわれています。
牡蠣や魚、鶏肉などは、素材の成分が油に溶け出しやすいので、二度目以降に揚げるのがよいでしょう。また、唐揚げとフライは、パン粉や小麦粉が沈みやすいため、油は汚れやすくなるので注意が必要です。
▼オリーブオイルでも揚げ物ができるって、ご存じですか?
油を固めるおすすめ商品
油を固めることができる商品、使っている人もいるかもしれませんね。簡単に手間なく使えるため、すっかり定着しています。どんなメリットがあるのか、ここでご紹介します。
固めるテンプル
こちらは環境にやさしい廃油処理材です。植物成分のみを利用しているそうなので、安心して使えますね!揚げカスもそのまま固めてくれるので、後始末がとても簡単にできる点が嬉しいところ。油が冷えたら、鍋やフライパンからスルッと取れます。
使い方は、熱い油を処理する方法と冷めた油を処理する方法と2つあります。
熱い油を処理する場合は、コンロの火を止めて熱いうちに「固めるテンプル」を入れ、溶けるまでよくかき混ぜます。油を冷まして、約1時間経って油が固まったら剥がして、燃えるゴミとして捨てましょう。
冷えた油を処理する場合は、再度約80℃まで油を温めてから、熱い油を処理する方法と同じ手順で行います。「固めるテンプル」は火を消して熱いうちに使用するのがベストですので、料理の後、忘れずにすぐ行うのがよいかもしれませんね!そうすれば、温め直す必要もありませんよ。
固めずに捨てられる方法がある!
ここまで、油を固めて処理する方法をご紹介してきましたが、固めずに捨てられる方法もあるのですよ!ご紹介する方法はどれも簡単に行えるので、ぜひ試してみてくださいね。
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※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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