油を固めずに捨てる方法もある

新聞紙とポリ袋を使って捨てる方法

ポリ袋に新聞紙か吸油性の高い紙を入れ、冷めた油をしみ込ませます。自然発火を避けるため、水も一緒に染み込ませるのがポイントです。輪ゴムで口をしっかりとめて燃えるごみとして捨てましょう。

油を入れる前に、袋に穴が開いていないかきちんとチェックしてくださいね。袋を二重にすると漏れ防止になりますよ。

新聞紙と紙パックを使って捨てる方法

紙パックに新聞紙や使用済みの紙タオルなどを詰めて、冷めた油を染み込ませて捨てる方法もあります。

こちらもポリ袋の場合と同じく自然発火を避けるため、水も一緒に染み込ませてください。紙パックの口を粘着テープでしっかりとめて、燃えるごみと一緒に捨てましょう。

廃油の回収をおこなっている自治体も

自治体によっては廃油の回収をおこなっているところもあります。回収された油はバイオディーゼル燃料にリサイクルされ、ごみ収集車や市バスの燃料として使われることもありますよ。ごみになってしまう油が再利用されるので、エコにつながるのが嬉しいですね。

回収できる油に制限があったり、自治体によって捨て方のルールが異なったりするため、お住まいの地域のルールをよく確認してみてください。

油を捨てるタイミングについて

油は3〜4回の使用を目安に処分するのがおすすめ。ただし一度しか使っていなくても時間が経った油は酸化してしまうので、「透明度がなくなっている」「粘り気が出ている」「いやな臭いがする」などの異変を感じたら捨てるようにしましょう。

油を長く使うには、使用する順番が大切なポイント。最初は油を汚しにくい野菜の素揚げに使い、天ぷら→フライ・カツ→コロッケ→唐揚げ→炒め物の順に使うと、上手に使い切ることができますよ。

唐揚げとフライはパン粉や小麦粉が沈みやすく、油が汚れやすくなる
ので注意が必要です。

捨て方をマスターして油を正しく処分しよう

揚げ物に使った油は、固めて捨てるのがもっともおすすめ。市販の凝固剤を使って簡単に処分するほか、小麦粉家片栗粉、重曹などを使って固める用法もあります。エコにつながるので、お住まいの地域で廃油の回収をおこなっている場合はぜひ利用してみてくださいね。

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