目次
小見出しも全て表示
閉じる
ティータイムは、日常にある癒しの時間
仕事や家事など忙しい日々のなかでほっとひと息つけるのが、お茶の時間ですよね。とはいえ、茶葉からちゃんといれたり、専用の道具を扱ったりすることには敷居の高さを感じている方もいるのではないでしょうか。
お茶の扱い方を理解して、ていねいなティータイムを送れることができれば、毎日の暮らしはきっと豊かに感じられるはず。そこで、ティータイムを楽しめる紅茶の正しいいれ方やコツを、紅茶コーディネーターとして活躍する秋山ちとせさんに教えてもらいました。
お茶の扱い方を理解して、ていねいなティータイムを送れることができれば、毎日の暮らしはきっと豊かに感じられるはず。そこで、ティータイムを楽しめる紅茶の正しいいれ方やコツを、紅茶コーディネーターとして活躍する秋山ちとせさんに教えてもらいました。
教えてくれた人
紅茶コーディネーター / 秋山ちとせさん
お茶の教室「フラワー&ティールーム ラブリエ」講師。 2008年 紅茶コーディネーターの取得をきっかけにお茶の世界に魅了され、世界のお茶専門店にて10年間勤務。世界のお茶マイスター・テーブルコーディネートディプロマを取得し、2019年からお茶の教室を主宰している。子どものころから大のミルクティー好き。そのほか越前漆器ブランドのテーブルコーディネートも手掛けている。
お茶の教室「フラワー&ティールーム ラブリエ」講師。 2008年 紅茶コーディネーターの取得をきっかけにお茶の世界に魅了され、世界のお茶専門店にて10年間勤務。世界のお茶マイスター・テーブルコーディネートディプロマを取得し、2019年からお茶の教室を主宰している。子どものころから大のミルクティー好き。そのほか越前漆器ブランドのテーブルコーディネートも手掛けている。
紅茶をおいしく飲むことが、日常を彩る
秋山さん:ティータイムは、五感で感じる「癒しの時間」。お茶を注ぐときの音、色、香り、味わいなどひとつひとつに癒されて、体も心もほっこりします。
そしてお茶は、人と人との距離を縮める架け橋でもあるんです。紅茶をいつもよりていねいにいれれば、日々の暮らしをより豊かに感じることができる、と私は考えています。
紅茶は産地や旬ごとに個性があり、種類が豊富。紅茶の茶葉はメーカーや産地などにもよりますが、お茶の専門店でも50g(約15杯分)で500円くらいから購入可能です。
自分で選ぶことが大好きな女性は多いと思いますので、「今日はどんな紅茶を飲もうかな?」と考えるだけでも、日常のささやかな楽しみになるはず!
ではさっそく、おいしく紅茶を楽しむための心がけや、いれ方のコツなどをお伝えしていきますね。
そしてお茶は、人と人との距離を縮める架け橋でもあるんです。紅茶をいつもよりていねいにいれれば、日々の暮らしをより豊かに感じることができる、と私は考えています。
紅茶は産地や旬ごとに個性があり、種類が豊富。紅茶の茶葉はメーカーや産地などにもよりますが、お茶の専門店でも50g(約15杯分)で500円くらいから購入可能です。
自分で選ぶことが大好きな女性は多いと思いますので、「今日はどんな紅茶を飲もうかな?」と考えるだけでも、日常のささやかな楽しみになるはず!
ではさっそく、おいしく紅茶を楽しむための心がけや、いれ方のコツなどをお伝えしていきますね。
紅茶のうまみを引き出す「5つの心がけ」
1. 新鮮な水を使う
秋山さん:紅茶のおいしさが決まるポイントは、カップに注いだときのお茶の色である水色(すいしょく)・香り・味わいの3つ。これらをしっかりと引き出すには、「ジャンピング」をさせる必要があります。
ジャンピングとは、お湯をポットに注いだ瞬間に、茶葉がポットの中でくるくると回転するように動くこと。
ジャンピングを上手く成功させるためには、水に含まれる酸素がかかせません。酸素をたっぷり含んだ水を、沸かす直前にケトルへいれましょう。
ジャンピングとは、お湯をポットに注いだ瞬間に、茶葉がポットの中でくるくると回転するように動くこと。
ジャンピングを上手く成功させるためには、水に含まれる酸素がかかせません。酸素をたっぷり含んだ水を、沸かす直前にケトルへいれましょう。
2. 沸かしたての熱湯を使う
秋山さん:お湯の温度も、ジャンピングでは大切なポイントです。茶葉をよく回転させて、お茶のおいしさを抽出するためには、熱々のお湯を使いましょう。
一度沸騰させたお湯は、時間が経つほど酸素量が減ってしまいます。ケトルの中のお湯が沸騰したら、すぐポットに注いでください。熱いお湯によって対流が起こり、よくジャンピングさせることができますよ。
一度沸騰させたお湯は、時間が経つほど酸素量が減ってしまいます。ケトルの中のお湯が沸騰したら、すぐポットに注いでください。熱いお湯によって対流が起こり、よくジャンピングさせることができますよ。
3. 茶葉はカップ1杯につき小さじ1杯いれる
秋山さん:茶葉の量はついつい目分量になりがちですが、多いと濃くなりすぎてしまい、少ないと薄くなりすぎてしまいます。おいしい紅茶を飲むためには、正確な量をきちんと計りましょう。大きい茶葉は小さじ山盛り1杯、小さい茶葉はすりきり1杯いれてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
フード&ドリンクの人気ランキング