ザーレ・ウンストルート

約30品種のたくさんのブドウ栽培が盛んな地域。「ヴァイスブルグンダー」「リースリング」「ジルヴァーナー」は伝統的に辛口ワインとして生産されています。

アール

ドイツ西部における最北のブドウ栽培地域。黒ブドウを80%以上生産する、赤ワインの産地として有名な場所です。「シュペートブルグンダー」が主な品種で、ほかにも「ポルトギーザー」や、ドイツでは稀な「フリュブルグンダー」も栽培されています。

ザクセン

ドイツ最北東に位置するワインの産地。年間の日照時間が長いことから、最高品質の白ワインが造られている地としても有名です。「ミュラー・トゥルガウ」「リースリング」「ヴァイスブルグンダー」が主な品種ですが、生産量がドイツ全体でも1%に満たないので、購入がむずかしいワインが多くあります。

ミッテルライン

伝統的な品種「リースリング」の栽培が70%を占める地域。ドイツの観光地としても有名で、生産されているワインは現地購入が主体となっています。岩場の急斜面で栽培されており、繊細な香りと酸味豊かな味の個性があるワインが特徴です。

ヘッシェ・ベルクシュトラーセ

ドイツでもっとも栽培面積が少ないワイン産地。辛口の「リースリング」が主体で、そのほとんどが地元での消費となっています。ほかにも「ミュラー・トゥルガウ」「グラウブルグンダー」や赤ワイン用の「シュペートブルグンダー」なども栽培しています。

ドイツワインを選ぶときのポイント

ドイツワインを選ぶにはいくつかのポイントがあります。品種・味わい・産地のほか、ドイツ独自の格付け(等級)やテイストによっても選ぶことができます。

ワインのラベル(エチケット)には、品種・生産地・味わい・等級が記されています。ドイツ語表記ではありますが、読み取ることによって自分好みのワインを見つけることができますよ。
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