【Q&A】コーヒーの飲み過ぎによるデメリットはある?

A:コーヒーを飲み過ぎると体に悪い影響を及ぼすおそれがあります。

コーヒーに含まれるカフェインは眠気を覚ましたり、体脂肪の分解を助ける消化酵素やホルモンの分泌を促したりする作用があります。

一方で、摂り過ぎると中枢神経を過剰に刺激し、めまいや興奮、不眠が起きる原因に。また、消化器官を刺激するため、吐き気や下痢を引き起こすおそれもあります。コーヒーは適度な摂取を心がけて、飲み過ぎないように気をつけましょう。(※4,16)

【Q&A】妊娠・授乳中はコーヒーを控えるべき?

A:妊娠・授乳中はコーヒーをなるべく控えましょう。

妊娠中・授乳中に気になるのが、コーヒーに含まれるカフェインです。カナダ保健省によると、一日あたりの摂取量はマグカップで約2杯まで。

しかし、カフェインは胎盤を通して胎児に移行するため、摂り過ぎると出生時に低体重となるリスクが増加するという報告があります。また、授乳中は母乳を通じて、赤ちゃんにカフェインの一部が移行することもわかっていますよ。

妊娠中や授乳中にコーヒーを飲みたい場合は、かかりつけ医に相談して一日の摂取量を決めましょう。(※16,25)

コーヒーの効果を上手に利用しよう

コーヒーにはリラックス作用があり、眠気を覚ますはたらきもあるので、仕事中の息抜きにぴったりの飲み物です。一方で空腹時に飲むと胃を痛めるほか、飲み過ぎによるカフェインの過剰摂取によって、めまいや興奮、不眠が起きるおそれも。

アメリカやヨーロッパでは、一日のカフェイン摂取量を400mgに留めるのがふさわしいとされています。マグカップであれば約3杯分にあたるので、これを目安にして、飲み過ぎには注意してくださいね。
【参考文献】
(2023/12/21参照)
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