オーストラリア・ニュージーランド

オーストラリアやニュージランドでは、カフェインの一日の許容摂取量は定められていません。一方でカフェインがもたらす不安作用の観点から、子どものカフェイン摂取量は、一日あたり3mg/kgを指標としています。(※16)

コーヒーの効果的な飲み方

インスタントよりもドリップコーヒー

粉末状のコーヒーをお湯で溶かすインスタントコーヒーと、挽いたコーヒー豆にお湯を注ぎ、ゆっくりと抽出するドリップコーヒー。実は、栄養素の含有量に違いがあるんです。

コーヒーに含まれる、抗酸化作用を持つクロロゲン酸は、インスタントよりドリップコーヒーのほうが5倍近く含まれています。

一方でカフェインの含有量は同じなので、眠気を覚ましたい場合は、インスタントでも十分な作用を期待できますよ。(※17,18)

運動前に飲む

運動する1時間前にコーヒーを飲んだ場合、エネルギー消費量が増えたり、カフェインのはたらきによって、中性脂肪の分解がより促進されたりします。また、この作用は運動後90分が経過しても、維持されることが明らかになっていますよ。

ダイエットをよりスムーズにおこなうには、コーヒーを運動前に飲むのがおすすめです。(※19)

空腹時・就寝前は避ける

コーヒーに含まれるカフェインには、胃酸の分泌を促進させる作用があります。しかし、食べ物が胃に入っていない空腹時に濃いコーヒーを飲むと、胃を傷つけるおそれが。

また、コーヒーを寝る前に飲んでしまうと、カフェインの覚醒作用によって、良質な睡眠の妨げになる可能性もあります。どうしても寝る前にコーヒーを飲みたい場合は、カフェインを90%以上取り除いた、カフェインレスコーヒーにすると安心ですよ。(※11,15,20)

妊娠・授乳中は控えるべき?

妊娠中に気になるのが、コーヒーに含まれるカフェインです。WHO(世界保健機関)によると、一日あたり2〜3杯のコーヒーであれば、胎児に大きな影響を与える可能性は低いとしています。

しかし、カフェインには血管を収縮させる作用があり、胎児に運ばれるはずの酸素や栄養分が減ったり、お腹が張ったりする原因に。また、授乳中は母乳を通じて、赤ちゃんにカフェインの一部が移行することもわかっています。

妊娠中や授乳中にコーヒーを飲みたい場合は、かかりつけ医に相談して一日の摂取量を決めましょう。(※21)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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