ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

フランス生まれの「パンオショコラ」

Photo by akiharahetta

コストコの注目商品「パンオショコラ」。多くの買い物客が手に取り、カートに入れるパンです。ご存知の方も多いのでは?

そもそも「パンオショコラ」とは、フランス語でチョコレート入りのパンという意味。四角く成形したクロワッサン生地に2本のチョコレート(バトンショコラ)が入った菓子パンを指します。これは「パンオショコラ」の定義として決められているそう。

母国フランスでは、カフェラテと一緒に朝食として食べたり、おやつにするのが一般的。軽く温めて食べるのがお約束なのだそうですよ。ちなみにバターや卵たっぷりの甘いパンの総称をヴィエノワズリーといいます。

コストコ「パンオショコラ」

Photo by akiharahetta

1,298円(税込) ※2023年10月時点の価格です
コストコの「パンオショコラ」は定義通りの形をしています。生地は四角く、中からチョコが出ているのが見えますよね。
正式名称は「PAIN AU CHOCOLAT(パン・オ・ショコラ)」。リニューアルしながら長年愛され続ける、ロングセラーの人気商品なんです。

24個も入って1,298円!コストパフォーマンス高し

Photo by akiharahetta

サイズは小さめながら、24個も入って1,298円(税込)。多くの食品同様、以前より値段は上がってしまいました。それでもなお、かなりコストパフォーマンスの高い商品と言えます。ひとつあたり、約54円。一般的な町のパン屋さんと比べると、半額以下ではないでしょうか。

ひとつのサイズは約7×5cmと小さめなので、食べやすそうですね。

気になる材料やカロリーは?

Photo by akiharahetta

材料は良質。完全無添加のフランス産AOP発酵バターが使用されています。この発酵バターは、15時間以上も自然乳酸発酵した、濃厚で高品質な逸品なんだとか。
価格を考えると信じられないくらいです。ますます味への期待が高まりますよね。

100gあたりのカロリーは394kcalと記載されています。「パンオショコラ」1個の重さは約25g前後、そのカロリーは100kcal弱という計算になります。どんなにおいしくても食べすぎには注意ですね。

数分リベイクがおすすめ!おいしい食べ方

Photo by akiharahetta

そのまま食べるか、もしくは少し温めるのもおすすめです。トースターやオーブンで数分リベイクすると、焼きたての味わいに近づきますよ。油脂分が多く焦げやすいので、加熱しすぎないようにしましょう。

リベイク前に数秒電子レンジで加熱すると、風味が増すそうなので、気になる人は試してみてはいかがでしょうか。

いざ実食!肝心の味は?

Photo by akiharahetta

せっかくなので、本国フランスの食べ方に従って食べてみましょう。予熱したトースターで3~4分リベイクすると、生地の外側がサクサクになりましたよ。対して、中はしっとりふわふわ。バターのいい香りが漂っています。

バターの風味がしっかり感じられる生地と、甘すぎないチョコレートのバランスが絶妙!濃厚で満足感があります。この味わいで1個あたり約54円だなんてすごい。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ