【料理上手のふだんごはん vol.20】ふりっとさんの物語 (2ページ目)

「こどもたちが小さい頃は、よく噛める食材として牛すじを使い始めました。そのころからの人気メニューです。

おいしそうな牛すじを見つけると、その日のうちに圧力鍋で煮て余分な脂を捨てたら、新しい水で一煮立ちさせ、粗熱をとって冷凍庫へ。

ごぼうと炊くときに野菜室にセロリや人参、筍など余っているものがあれば一緒に。食べる直前にごまをたっぷり。作り置いた牛すじはほかにも牛すじカレーやおでんにも◎」

おいしいをつくる、愛しの調味料

ーーおいしい料理づくりにかかせない、お気に入りの調味料をひとつ教えてください。

ゲランド｜塩

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「フランス産の素朴な天日塩です。和洋中問わず、あらゆる料理に使っています。ローストポークや塩豚、焼き魚など、少量で味が締まる気がします。塩麹もこれで。また、これを使って焼くパンは風味が増してとてもおいしいと思っています」

もう手放せない、キッチンの相棒

ーー買ってよかった調理家電や調理グッズを教えてください。

大谷哲也｜平鍋

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「オーブンに入れることができるので、グラタンやハンバーグはもちろんケーキやパンを焼くこともあります。また、耐熱なのでそのまま火にかけられるので、特に出番の多い万能鍋です。

そのまま食卓にあげても　シンプルで洗練されたフォルムのおかげで食卓を豪華になり、急な来客にも助かっています。最近は真っ白だったものが徐々に茶色く変化してきて、器を育てているような楽しみもありお気に入りです」

「ふだんごはん」をもっと楽しく

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ーーお料理が苦手な方に、毎日のごはんづくりが楽しくなるアドバイスをお願いします。

「一品からでいいので ”作ることを続ける” ことでしょうか。私は “1〜2週間で冷蔵庫のものをすっきり使い切る” ということを楽しんでいます。

すると自然にバランスよく栄養を摂ることができますし、ひとつの食材を工夫するために料理本を開いて学びに繋がったりして、新鮮な喜びや達成感を得ることができます。なんでもいいので、自分なりの楽しみ方を見つけることが良いと思います」

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食からはじまる、笑顔のある暮らし。