黒酢ダイエットの方法

ポイント

  1. 飲む量は一日15ml程度を目安に
  2. 飲むタイミングは食後がおすすめ
  3. 水や湯で割って飲む

飲む量は一日15ml程度を目安に

毎日15mlの食酢を継続して飲むことで、内臓脂肪や腹囲を減らす作用が確認されていますよ。たくさん飲んでも健康に害はないとされていますが、黒酢ダイエットにおいては、大量に飲む必要はないといえます。

一日に黒酢を飲む量は、大さじ1杯(約15ml)を目安にしましょう。無理のない範囲でおこなうことが大切です。(※2,9,10)

飲むタイミングは食事中がおすすめ

黒酢を飲む時間帯はいつでもOKです。ただし、空腹時は避けましょう。また、食酢は胃液の分泌を促し、食欲を増進させる作用があります。食べすぎにつながるおそれがあるため、食前に黒酢を飲むのは避けましょう。

なかでもおすすめのタイミングは食事中です。食事と一緒に食酢を摂ることで、血糖値の上昇が抑えられることがわかっています。食酢を飲む場合でも、料理に加える場合でも同様の作用が期待できますよ。(※4,6,11)

水や湯で割って飲む

酢は原液で飲むと胃や喉を傷めるおそれがあるため、黒酢は5倍以上に薄めて飲みましょう。黒酢ダイエットにおいては、余分なカロリー摂取を控えられる「水割り」や「湯割り」がおすすめです。

もし飲みにくい場合は、少量のはちみつを加えて「はちみつ割り」や「牛乳割り」にしてみましょう。マイルドな味わいになり、牛乳割りではカルシウム補給もできますよ。(※10,12)

黒酢ダイエットの注意点

黒酢を空腹時に飲むと胃の粘膜を傷めるおそれがあります。食事前を避け、食事中や食後にとりましょう。また、酢を飲む量に上限はないものの、多く飲むほど作用が強まるわけではありません。一日の目安量を守り、水分摂取の代わりにしないように気をつけましょう。

また、歯が長い間酸に触れていると、歯が溶ける「酸蝕歯」の原因になるといわれています。夕食後に黒酢を飲んだら、寝る前の歯磨きを忘れないように注意しましょう。

なお、黒酢を摂るだけで痩せるとは言い切れません。ダイエット中は筋肉トレーニングや有酸素運動など無理のない適度な運動を取り入れ、消費カロリーを増やすことも大切です。(※1,9,11,13,14)

【Q&A】黒酢は夜寝る前に飲んでもいい?

A. 寝る直前には飲まないようにしましょう。

注意点でもお伝えしたように、寝る前に酸の強い酢を摂って長時間そのままにしていると、歯が溶ける原因になります。飲んですぐに歯を磨くのも、酸でやわらかくなった歯のエナメル質をけずってしまうため避けましょう。夜飲む場合は夕食時や夕食後がおすすめです。(※13,15)
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