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スタバのコーヒースペシャリストが推奨!自宅でアイスコーヒーアレンジ
いよいよ梅雨が終わって夏本番!いきなりの猛暑でだくだくの汗まみれになっている人、日本全国に山ほどいるんでしょうね……。そんな早くも夏に負けそうになっている私たちを癒してくれるものといえば、そう、アイスコーヒー。
キンキンに冷えたドリンクがたまらなくおいしい季節、外はもちろんおウチでだって冷たくて香り豊かなアイスコーヒーを飲みたい!
そこで、スターバックスのコーヒースペシャリスト、蔵森府子(くらもりもとこ)さんにお願いして、この夏自宅で試したいオススメのアイスコーヒーアレンジを教えてもらいました。
アイスコーヒーづくりに便利だというスターバックスの新商品「グラスドリップコーヒーメーカー(以後、グラドリ)」の使い勝手とともに、アレンジのベースとなるおいしいアイスコーヒーをいれる方法と、おすすめアレンジ3つをご紹介します。
おいしいアイスコーヒーのいれ方
アイスコーヒーをおいしくいれる方法を教えてもらうにあたって、ご用意いただいたのは上画像の品々。
左から、細口ケトル、氷、グラドリ、ペーパーフィルター、コーヒー豆(スターバックス カティ カティ ブレンド)、計量スプーンです。
スターバックス カティ カティ ブレンドは、エチオピア産とケニア産のコーヒーをブレンドした品。「シトラスの風味が特徴的なコーヒーで、さわやかさとフルーティーな甘みが感じられます」(蔵森さん)とのことで、夏にぴったりなフレーバーを楽しめそうです。
ちなみに、今回はグラドリを使いますが、一般的なハンドドリッパーとコーヒーサーバーでもほぼ同様のいれ方が可能ですのでご安心を。
手順1:グラドリに氷を入れる
まずは何杯分のアイスコーヒーを作るか決めて、適量の氷をグラドリに投入します。
「グラドリを使う場合、側面に目安となる星マークがありますので、こちらを参考に氷の量を調節してください」と蔵森さん。底から上へ向かって並んだ☆、☆☆、☆☆☆のそれぞれが1杯、2杯、3杯分を示しています。
今回は3杯分のアイスコーヒーを作るべく、☆☆☆のラインに氷の量を合わせました。大切なのは、熱々のコーヒーを急冷できるだけの氷を入れること。ふつうのサーバーで抽出する場合は、少し多めに氷を入れておくとよさそうです。
手順2:ペーパーフィルターにコーヒーの粉を入れる
次に、ドリッパーにペーパーフィルターをセットして、事前に中挽きにしてもらったスターバックス カティ カティ ブレンドの粉を入れます。
分量は1杯分で10g。今回は3杯分をいれるので、計量スプーンで30gを計って入れました。
手順3:コーヒーの粉に湯を注ぐ
セットしたコーヒーの粉にお湯を注いでいきます。
まずは蒸らしから。粉全体が湿るよう90〜96℃の熱湯をかけ、20〜30秒待ちます。これはお湯と豆をなじませ、豆のうまみを十分に抽出するための準備運動なんです。
蒸らしが終わったら再度お湯を注いでいきます。☆☆☆のラインまでコーヒーを抽出できたら、ドリッパー内にお湯が残っていてもドリッパーは外してしまいましょう。これはドリッパーに残った雑味やえぐみが混ざるのを防ぐため。もったいないと思うかもしれませんが、おいしいアイスコーヒーを飲みたいからこそさっと外しましょう。
おいしいアイスコーヒーのできあがり
以上の結果、完成したアイスコーヒーがこちら。適当な作業でいれた場合と見た目は大きく変わりませんが、香りの華やかさが段違いです。蔵森さんによると、「飲み比べるとよく分かるのですが、熱いコーヒーを徐々に冷やした場合といれながら急冷した場合ではコーヒーの風味の鮮やかさがまるで違ってきます」とのこと。
さっそくひと口味わってみると、自宅でいれたコーヒーによくある薄味なアイスコーヒーとはまるで別もの。香りだけでなく味わいも豊かで、カティ カティ ブレンドのならではコクとさわやかな味わいをしっかりと感じることができました。コーヒーにこだわりのあるタイプの人も、この仕上がりならきっと満足。このレベルのアイスコーヒーをこんなに簡単にいれられるなんて、ちょっと感動です。
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