イソフラボンの摂り過ぎに気を付けよう

イソフラボンの安全な摂取目安量の上限値は、一日あたり70〜75mgとされています。摂取目標量を超えたからといって、すぐに健康被害に結びつくわけではありません。しかし、毎日習慣的に飲む場合は、やはり注意しておきたいところ。

無調製豆乳1本(200ml)あたりに含まれるイソフラボンは、約58mg。ほかにも、豆腐や納豆、合わせみそなどにもイソフラボンは含まれています。普段の食事に加えて、サプリメントや特定保健用食品などでイソブラボンを摂取する場合は、過剰に摂りすぎないようにしましょう。(※9,16,18,19,20)

【Q&A】豆乳は毎日飲んでもよい?

A:豆乳を食生活のなかで毎日適量を飲むことは問題ないでしょう。

大豆イソフラボンの安全な摂取目安量の上限は、一日70〜75mgとされています。豆乳に含まれるイソフラボンは無調整豆乳200mlで58mg、調製豆乳200mlで45mgとなっています。

ほかの食材に含まれるイソフラボンを摂取することを考えると、イソフラボンの過剰摂取を避けるためには一日200mlを目安に飲むのがおすすめですよ。

また、豆乳を毎日たくさん飲むと摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうことも。ダイエット中は特に飲みすぎに注意しましょう。(※13,14,15,16,17,21,22)

【Q&A】豆乳を飲み過ぎるとどんなデメリットがある?

A:豆乳の100gあたりのカロリーは無調整豆乳で43kcal、調製豆乳で61kcalです。たくさん飲み過ぎてしまうと、カロリーの摂り過ぎになってしまいます。

また、豆乳を飲みすぎるとおなかが膨れてしまい、バランスの良い食事が取れなくなってしまうことも考えられます。バランスの取れた食生活を送るためにも飲みすぎには注意しましょう。(※13,14,17,21)

【Q&A】無調整豆乳と調製豆乳に効果の違いはある?

A:調製豆乳は無調整豆乳に植物油脂や調味料を加えて飲みやすく加工したものです。そのため、無調整豆乳と調製豆乳では栄養価に違いがあります。

栄養価に違いはありますが、加工することで栄養素がまったく消えてしまうわけではありません。植物油脂や調味料が添加させていることにより、栄養価が高くなっているものもあります。

このことから、作用に大きな差はないと考えられますが、カロリーが気になるときには無調整豆乳にするというように目的別に使い分けるのがおすすめですよ。(※13,14,23,24)

【Q&A】豆乳と牛乳に効果の違いはある?

A:大豆から作られる豆乳と牛乳では含まれる栄養に違いがあります。

特徴的なところで例をあげると、豆乳には大豆たんぱく質やイソフラボンといった栄養素が含まれています。一方牛乳には、豆乳の約7倍ものカルシウムが含まれています。

見た目は似ていますが、含まれている栄養素には違いがあり、期待できるはたらきにも違いがあると考えられます。(※11,13,25)

栄養たっぷり。豆乳のおかずレシピ6選

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ