老化対策

豆乳に豊富に含まれているサポニンには、抗酸化作用が期待できます。体の酸化が抑えられ、老化の抑制に役立つといわれていますよ。

また、レシチンには脳細胞の活性化を促し、脳の情報伝達をスムーズにすることで脳の老化対策として期待されています。体の老化に加えて脳の老化も抑えられれば、より健康的に過ごせますね。(※2)

骨の健康維持に役立つ

豆乳に含まれているイソフラボンには、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにするはたらきがあります。また、骨量を増やす作用もあり、イソフラボンの摂取量が多いひとは骨密度が高いともいわれていますよ。

不規則な生活習慣でエストロゲンの分泌が減少すると、骨がもろくなる原因に。イソフラボンはエストロゲンの分泌を促し、骨にカルシウムを蓄えて骨を丈夫に保ちます。イソフラボンを含む豆乳が骨の健康維持に役立ちますよ。(※2,9)

貧血対策

鉄は血液中にある、赤血球の材料となる栄養素。不足すると貧血を引き起こすため、積極的に摂取する必要があります。

豆乳に含まれる非ヘム鉄は、動物性食品に含まれるヘム鉄に比べて吸収率が低いのがデメリット。ビタミンCは非ヘム鉄の吸収を促進する作用があるので、一緒に摂るのがおすすめですよ。(※10,11)

豆乳の飲み方と注意点

ポイント

  1. 飲むタイミングは食前がおすすめ
  2. 高カロリーなので飲み過ぎに注意
  3. イソフラボンの摂り過ぎに気を付けよう

飲むタイミングは食前がおすすめ

豆乳を飲む時間に制限はなく、基本的には飲みたいときに飲んでかまいません。朝食に豆乳をプラスすると栄養バランスがよくなります。忙しい朝に豆乳で栄養を補えるのはうれしいですね。

また、豆乳に含まれる大豆たんぱく質は、ゆっくり消化されるので腹持ちがよく、食事の前に飲むと食べる量を抑えられます。ダイエット中や食べ過ぎをセーブしたいときは、食前に豆乳を飲むのがおすすめですよ。(※12)

高カロリーなので飲み過ぎに注意

体にとってうれしいはたらきがたくさんある豆乳ですが、カロリーには注意が必要。豆乳飲料や調製豆乳と比べてカロリーが低い無調整豆乳でも、紙パック200mlあたりでは105kcalです。

習慣的に飲む場合は、量を決めることが大切。特にダイエット中には摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように、ほかの食材のカロリーも加味して飲み過ぎないようにしましょう。(※13,14,15,16,17)
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