18. テッポウ

牛の直腸部分をテッポウと言います。大腸よりもさらに脂身が少なく、肉厚で硬いのが特徴です。濃厚な味わいですが、大腸と同じくやはりにおいがある部分ですので、しっかりとした下処理が必要となります。

19. ノドスジ

牛の食道にあたる部分をノドスジと言い「ショクドウ」「スキミ」などとも呼ばれます。繊維の多い肉質で、コリコリとした歯触りが特徴。味わい自体にくせはなく、においもないので、食べやすいホルモンのひとつですよ。

20. アキレス

その名のとおり、アキレス腱の部分です。牛すじと同じく、焼くだけでは固いので、長時間煮込むのが基本です。繊維が崩れてとろとろのゼラチン状になるので食べやすく、甘い味わいが楽しめますよ。牛すじよりもしっかりしているので、おでんの具材に使われることも。

いろいろなホルモンの種類に挑戦!

ひとことでホルモンと言っても、その種類はとってもたくさんありましたね。定番の小腸や大腸のほかにも、ハラミやタンなど、焼肉の定番の部位もホルモンに含まれるとはご存知ではなかった方も多いはず。 中にはホルモン焼きの専門店に行かなければ、めったにお目にかかれないものもありますが、ぜひいろいろな種類のホルモンに挑戦してみてくださいね。食感も楽しく、きっとお気に入りに出会えるはずですよ。
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