12. ギアラ

4つの胃のうち、最後の胃袋がこちらのギアラです。ほかの3つの胃に比べると表面が滑らかですが、いちばん味が濃く、噛むほどに肉汁があふれるジューシーさが人気です。見た目が赤身を帯びているため「赤センマイ」とも呼ばれます。

13. サガリ

横隔膜の下側部分で、ハラミより下についているのがサガリです。見た目もハラミによく似ていますが、比べるとあっさりとした味わいが特徴です。ハラミ同様、旨みも強く、人気の高いホルモンのひとつです。

14. ホホニク

その名のとおり、牛の頬部分のお肉です。ツラミやカシラとも呼ばれます。味が濃く、旨みたっぷりのホルモンですが、よく動かす部分でもあるので筋肉が多く、じっくり煮込むお料理がよく合います。カレーやビーフシチューなどでは、ホホニクを使うとよりおいしく仕上がりますよ。

15. ハツモト

心臓につながる太い血管、大動脈をハツモトと言います。見た目も管そのもの!噛み応え十分な食感も特徴で、コリコリとも呼ばれます。味わいやにおいなどのクセもなく、焼肉はもちろん、串焼きでいただくのも人気です。

16. フワ

牛の肺部分をフワと言います。ふわふわとしたやわらかい食感から名付けられたのだとか。食感に加えて、独特のにおいがあるのも特徴で、通好みのホルモンのひとつです。流通も少なく、見かけた際はぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。

17. コブクロ

Photo by Snapmart

コブクロは牛の子宮です。脂が少なく、低カロリーで高たんぱく。希少価値の高いホルモンであり、コリコリとした食感が楽しめます。焼肉でいただくほか、串焼きや煮込み料理にされることも多いホルモンです。
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