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セミドライソーセージ
セミドライソーセージとは、加熱方法に関わらず、水分が55%以下のものとJASで定義されています。代表的なものはロシア発祥のカルパス。黒こしょうを効かせたものが多く、スパイシーな味わいを楽しめます。ドライソーセージにくらべてしっとりとやわらかく、塩気と旨みが強いのが特徴。ビールにもワインにも合うおつまみです。(※5,12)
生ソーセージ
生ソーセージは、名前の通り加熱前のソーセージです。肉だねをケーシングに詰めただけなので、焼いたりゆでたりして中までしっかり火を通して食べるのが特徴。加熱したばかりのソーセージは、肉汁がぎゅっと詰まっていて格別のおいしさです。JAS規格による定義がないため、原料や大きさなどはさまざまです。
中まで火が通っているか確認するときは、ソーセージに竹串を刺す方法がおすすめ。肉汁が透き通っていればOKですよ。(※13)
中まで火が通っているか確認するときは、ソーセージに竹串を刺す方法がおすすめ。肉汁が透き通っていればOKですよ。(※13)
魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージは、スケソウダラやホッケなど白身魚のすり身を原料とするソーセージです。香辛料や油脂などを混ぜ合わせてからフィルムで密閉し、高温で加圧殺菌して作られます。常温保存できるため、ストック食材としても人気がありますね。そのまま食べるのはもちろん、炒めたりスープに入れたりするのがおすすめ。
実は、魚肉ソーセージは日本発祥。大正時代に地方の水産試験場で作られたのがはじまりという説が有力です。(※14)
実は、魚肉ソーセージは日本発祥。大正時代に地方の水産試験場で作られたのがはじまりという説が有力です。(※14)
ウインナーとソーセージの主な特徴まとめ
種類 | 主な特徴 |
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ソーセージ | 豚や牛などのひき肉に香辛料・調味料を加えてケーシングと呼ばれる羊や豚の腸に詰めたものの総称 |
ウインナー | 鶏ひき肉を使うものも。JAS規格ではケーシングは羊の腸または太さ20mm未満と定義(※4,5) |
フランクフルト | JAS規格ではケーシングは豚の腸、または太さ20mm以上36mm未満と定義(※5) |
ハム | JAS規格では塩漬けの豚肉を使用と定義。骨付きやブロック、スライスなど形状がさまざま。(※7) |
ボロニアソーセージ | 粒こしょうやパプリカなどが混ぜ込まれているものも。JAS規格ではケーシングは牛の腸、または太さ36mm以上と定義(※5,8) |
リオナソーセージ | JAS規格ではひき肉だねに野菜やチーズ、ベーコンやハムなどを混ぜ込んだもので、なおかつ内臓類を加えていないものと定義(※5) |
チョリソー | パプリカパウダー由来の赤色。豚のひき肉に塩や香辛料を混ぜてケーシングに詰め、自然乾燥させる(※10) |
ドライソーセージ | サラミ、ペパロニなど。JAS規格では、加熱せずに乾燥させ、水分量を35%以下にしたものと定義(※5,11) |
セミドライソーセージ | JAS規格では加熱方法に関わらず、水分が55%以下のものと定義。代表的なものはカルパス(※5) |
生ソーセージ | 肉だねをケーシングに詰めただけの未加熱 |
魚肉ソーセージ | スケソウダラやホッケなど白身魚のすり身が原料(※14) |
ウインナーとソーセージの疑問はこれで解決!
ウインナーはソーセージの一種です。ソーセージにはウインナー以外にも数えきれないほどの種類があり、大きさや味付けにさまざまな違いがあります。
パリッとジューシーで食べ応えのあるフランクフルト、カラフルな見た目が楽しいボロニアソーセージ、おつまみにぴったりなドライソーセージなど、それぞれの味わいや特徴を活かして食卓に登場させてくださいね。
パリッとジューシーで食べ応えのあるフランクフルト、カラフルな見た目が楽しいボロニアソーセージ、おつまみにぴったりなドライソーセージなど、それぞれの味わいや特徴を活かして食卓に登場させてくださいね。
【参考文献】
(2023/04/11参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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