ライター : FOODIE

三越伊勢丹グループが運営する食のメディア

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
最近はカフェのメニューでも頻繁に見かけるようになった「コールドブリューコーヒー」。普通のアイスコーヒーと同じだと思っている方も多いと思いますが、実はちょっと違うって知っていました? 確かにアイスコーヒーの一種ではあるのですが、一般のそれとは抽出方法が違うため、味わいも大きく異なるのです。
そこで今回は「コールドブリューコーヒー」の“知ってびっくり!”な5つの真実を、ニュージーランド発のブティックカフェ<MOJO coffee>のブランドマネージャー、ハード・アレックスさんに教えていただきました。

【真実1】コールドブリューはスロー抽出。時間をかけるから美味しい

「一般的なアイスコーヒーは、通常、お湯で抽出したコーヒーを氷で急冷して作ります。これに対しコールドブリューコーヒーは、COLD BREW=低温抽出という名のとおり、低温(=水)で抽出するのが特徴です」とアレックスさん。「水出しアイスコーヒー」といわれるものも、このコールドブリューコーヒーというわけです。
低温でコーヒーのエキスを抽出するため、抽出には、約8〜12時間(抽出器具により異なる)かかります。ですが、ゆっくりじっくり抽出するぶん、苦みや渋みのもととなるカフェインやタンニンが溶け出しにくく、クリアでまろやかな味わいになるのです。そのため、コーヒーが苦手という人にも人気。寝る前など、カフェインを控えめにしたいときなどにもぴったりです。

【真実2】コールドブリューという抽出法を考案したのは日本人だった!?

そのコールドブリューコーヒー、実は、現在の抽出方法を考案したのは、京都のとある喫茶店のマスターだったという説があります。
「もともとオランダの植民地だったインドネシアで栽培されていたのが、ロブスタ種というコーヒー豆。この豆、非常にクセが強いんです。そこで、その欠点が出にくい抽出方法としてオランダ人が現在の低温抽出に近い方法を考案、それをヒントにさらに美味しく飲めるようブラッシュアップしたのが、京都にある喫茶店のマスターだったと言われています。そのため、コールドブリューコーヒーは『ダッチコーヒー』もしくは『キョートコーヒー』とも呼ばれているのです」
発祥については諸説ありますが、それでもコールドブリューコーヒーが日本と少なからず関係があると思えば、より身近に感じられませんか。

【真実3】専門店だけのものではなかった。実は自宅でも簡単に作れる!

コールドブリューコーヒーというと、専門店で飲むものと思われがち。けれど最近では家庭用の抽出器具も続々登場、自宅で楽しむ人も増えています。
器具は大きく分けて、コーヒー粉を水に浸して抽出するポット型の「浸漬タイプ」と、水を一滴一滴、点滴のように落として抽出する「滴下(ウォータードリップ)タイプ」の2つ。今回は、初心者でも扱いやすく抽出ムラも少ない「浸漬タイプ」のポット型器具を使って、その作り方を紹介します。

1. ポットにコーヒー豆を入れる

まずはポットにストレーナー(茶漉し)をセットし、アイスコーヒー用に挽いた豆を投入します。

2. さらに水を入れる

次に水をゆっくり注ぎ入れます。粉60gに対して水1000CCほどが目安です。

3. あとはひたすら待つ

水をいっぱいまで入れ、フタをしたら準備完了……と、たったこれだけ! あとはコーヒーのエキスが抽出されるのをひたすら待つのみ。抽出に時間がかかるとはいえ、作り方は超カンタン。夜、寝る前に仕込んでおけば、翌朝には出来上がっているというわけです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ