ブランデーの「ナポレオン」とは?おいしい飲み方やおすすめ4選も♪

ブランデーでよく聞く「ナポレオン」、どういったものなのかご存知でしょうか。お酒の中でもむずかしそうで玄人向けの強いブランデーですが、ナポレオンの特徴や他にもあるさまざまな種類、おすすめの飲み方まで、厳選のナポレオン4選と一緒にご紹介します。

2018年7月9日 更新

ブランデーの等級「ナポレオン」とは?

ブランデーの等級のこと

「ナポレオン」とは、ブランデーの銘柄ではなく等級のひとつ。ブランデーは熟成度合いによって等級が分けられていて、世界一高価なアルコールと称されるフランス・コニャック地方原産の“コニャック”や、アルマニャック地方で作られる同じく高価な“アルマニャック”でも、それぞれの別の等級が定められているんです。

ブランデーの熟成のしかた

実は蒸留したばかりのブランデーは、まったく見た目が違い、無色透明なんですよ。この時点ではアルコール度数も70度近くもあります。

これをオーク材で作られた樽に入れて長期間保管することで熟成され、アルコールも40度程度に落ち着き、琥珀色のまろやかなブランデーとなるんですよ。樽熟成させる蒸留酒は、その熟成期間が長いほど、まろやかで飲みやすくなる傾向にあります

コニャックの等級(ランク)

ブランデーは、1種類のみで瓶詰めされることはほぼなく、いろいろな熟成度合のブランデーを調合して瓶詰めされます。調合されたブランデーの中でもっとも若いブランデーが基準にされ、その熟成年数(コント)によって等級が決まるのです

中でもコニャックは、熟成年数丸2年以上(コント2)のものでないと出荷できないので、若いものでも2等級以上からスタートします。

ナポレオンに並ぶ「X.O.」がコント10以上に変更

2018年4月1日にはフランス全国コニャック事務局(BNIC)により、コニャックの「X.O.」の熟成年数基準が6年から10年へ変更されました。この変更以降に出荷されるものは“コント10以上のもの”となっているんです。

これまで「ナポレオン」とほぼ同等であった「X.O.」ですが、大幅に熟成年数の基準が上がったことになります。この基準の変更はコニャックのみで、アルマニャックにおいては変更はありません。

ナポレオンのほかにどんな等級(ランク)があるの?

ナポレオン同様、よく使用されているコニャックの等級をご紹介します。

・スリースター(3 star):コント2以上

・V.S.(Very Special):コント2以上(平均熟成年数4~7年)

・V.S.O.P.(Very Superior Old Pale):コント4以上(平均熟成年数7~10年)

・ナポレオン(Napoléon):コント6以上(平均熟成年数12~15年)

・X.O.(Extra Old):コント10以上(平均熟成年数20~25年)
 ※2018年4月1日以前に出荷されたものは「コント6以上」が基準です。

・Hors d'âge(オール ダージュ):基準は「コント6以上」ですが、一般的に「X.O.」よりもクオリティが高いものに付けられます。

コントに基づく各基準をクリアしていれば、熟成度の表記はできるのですが、実際は蒸留所によってより厳しい基準を設けており、カッコ内のような基準を上回る平均熟成年数のものが用いられているようです。そのため「スリースター」と「V.S」など、BNICによる基準で見ると同等のものでも、各社で独自の基準によって等級分けしているんですね。

同じ「ナポレオン」でも各社によって独自の基準が異なるため、グレードはピンキリ。違うメーカーのもの同士を比較することはむずかしいのが現状なのです。
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mau_naka

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