ライター : mau_naka

調理師 / 漢方コーディネーター / 発酵食品マイスター

ナスの旬はいつ?

千両ナスと呼ばれる一般的なナスの旬は7月~8月の夏です。加えて、晩夏から9月ごろまでに収穫される秋ナスもおいしく人気ですね。 ブランドが付いている個有種は時期が決まっていますが、現在では全国各地で栽培され、ハウス栽培も行われているので、産地を変えて1年中市場に出回っています。とはいえ、旬の夏に収穫されるものは、みずみずしくて歯触りもよく格別のお味ですよ。

年中買える理由とは!産地がキーワード

日本の主な産地

全国の生産量を比べると、高知県がいちばん多く、次いで熊本県、福岡県となっています。この3県を合わせても全体の3割強ほどと、いかに全国で栽培されているのかが分かります。関東では群馬県・茨城県・栃木県でもたくさん生産されていて、この3県で全体の2割弱を占めています。他には、愛知県・京都府・徳島県・埼玉県でも生産されているんですよ。

夏〜秋に収穫されるナス

ナスの旬である夏~秋にかけて収穫されるものは露地栽培ものです。全国各地の産地から出荷されますが、1年を通して出荷量のもっとも多い高知県産のものはこの時期少なめなんですよ。9月ごろにとれる「秋ナス」は、ぎゅっと果肉がしまった種の少ないナスが多く人気ですよね。そのおいしさは「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉があるほど。

冬〜春に収穫されるナス

旬を過ぎて冬になったころに市場に出回るナスは、ハウス栽培で育てられたもの。そのほとんどが、高知県から出荷されているんですよ。春になる3月ごろには佐賀県産のものが、4月には群馬県・栃木県のものが出荷され始めます。

ナスの種類と特徴

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