「ドンペリ」はなぜ高級?値段の理由に迫る

シャンパーニュ地方では多くのシャンパンが作られていますが、中でもモエ・エ・シャンドン社の「ドン・ペリニヨン」は格別。その名を知らない人はいないほどですよね。高級なことでも有名ですが、なぜ値段が高いのか、今回はその理由に迫ってみましょう。

2018年5月16日 更新

高級シャンパンの代名詞「ドンペリ」とは

正式名称は「ドン・ペリニヨン」

高級なシャンパンの代名詞「ドンペリ」。ふだん私たちはこの名前で親しんでいますが、正式名将は「ドン・ペリニヨン」です。

ドン・ペリニヨンは、フランスのシャンパンメーカー「モエ・エ・シャンドン社(Moët et Chandon)」が製造しているブランドのシャンパンのこと。「シャンパン」はスパークリングワインの一種ですが、フランスのシャンパーニュ地方で作られたもののみが「シャンパン」と呼ばれます。

日本ではスパークリングワイン全般をシャンパンと呼んでしまうことが多いですが、産地や製法によっても住み分けが異なります。

歴史

モエ・エ・シャンドン社自体歴史は古く、創業は1743年のこと。シャンパンを生み出したのは「ドン・ペリニヨン」の名の由来となった修道士ドン・ペリニヨンですが、モエ・エ・シャンドン社は彼の死後、彼の持つ農園と修道院の所有権を得ています。そこからモエ・エ・シャンドン社のドン・ペリニヨン製造の歴史はスタートしました。

実際に「ドン・ペリニヨン」ブランドのシャンパンが市場に登場したのは1936年のこと。1921年に収穫したぶどうを使ったヴィンテージ・シャンパン、それがドン・ペリニヨンでした。

ドンペリの種類

ドン・ペリニヨンにはいくつか種類があります。いちばん定番なのが、通称「ドンペリ白」と呼ばれる「ドン・ペリニヨン ヴィンテージ」です。もっとも手ごろな価格です。

続いて、通称「ドンペリピンク」と呼ばれる「ドン・ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ」。これはその名のとおり黒ぶどうを使用したピンク色のシャンパンです。

ほか、「ドン・ペリニヨン エノテーク」「ドン・ペリニヨン レゼルヴ・ドゥ・ラベイ」「ドン・ペリニヨン P2」「ドン・ペリニヨン P3」があり、それぞれラベルによってドンペリ黒、ゴールドなどの呼び方があります。

なぜ高い?高級な理由

「ドン・ペリニヨン」ブランドのシャンパンがなぜ高級とされているのか。世界最高級のシャンパンと謳われるのか。それは単にブランド名が有名だからというだけではありません。

ドンペリのシャンパンはどれもヴィンテージ・シャンパン。普通の「ドン・ペリニヨン ヴィンテージ」であっても7年熟成されています。ロゼは10年、エノテークやP2は16年、レゼルヴ・ドゥ・ラベイは20年、P3にもなれば25年以上もの年月をかけて熟成されます。

高級シャンパンは熟成以前の工程にも手間ひまがかかっていますが、熟成にかける時間こそ高価な理由です。熟成期間が長いものほど生産量が少ないこともあり、希少なため数十万もの高値で取り引きされている、というわけです。
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aaaharp

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