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ハマると抜け出せない!? ペルノの魅力
ペルノとは
フランスの世界的酒造メーカー・ペルノ・リカール社が製造するリキュール「ペルノ」。緑のボトルが綺麗な佇まいで、名前を聞いたことがなくてもバーなどに置かれているのを見かけたことがある方も多いはず。アルコール度数は40度!
水割りにするとたちまち白く濁り、最後にはまるで乳酸菌飲料のようにミルキーな色になるアニスのリキュールです。薬草であるアニスは味と香りは中華の八角にも似ているのでクセが強く、好みが分かれるお酒でもありますが、その分、ハマってしまう人も多い魅惑的な味です。
独特の味わいと香り
アニスやリコリスをはじめとした15種類にも及ぶハーブ(薬草)を使用。そのため一瞬、お酒というより薬を飲んでいる、しかもおいしい薬を飲んでいる、そんな錯覚を抱く人も多いそう。
ほのかな甘さを感じさせる独特の香味をもつアニスはセリ科の1年草で、世界でもっとも歴史の古いスパイスのひとつ。暑い日に飲むと爽やかな気分になれる、とりわけ南仏の屋外でペタンクをしながら、などの場面で好んで飲まれているリキュールです。
「危険なお酒」と呼ばれたペルノ・アブサン
ペルノ・アブサンとパスティス
ピカソやゴッホなど芸術家達に愛されたお酒「アブサン」はペルノの元祖。薬っぽい風味がありながらも程よい甘さと口の中がスーッとする爽やかさがあり、70度のアルコール度数を感じずスイスイと飲めてしまいます。
ただ、アブサンの主原料であるニガヨモギが19世紀、有毒成分があり幻覚・錯乱症状が生じるとみなされ、それで「キケンなお酒」といわれ一時期、製造販売が中止になりました。その中止期間に代用品としてニガヨモギの代わりにアニスやスターアニス(八角)を用い生まれたのが「パスティス」。有名なリキュールのひと品種となりました。
そしてアブサンも「ニガヨモギは一度によほど大量に摂取しない限り毒性が出ないもの」「単なる芸術家達のアルコール中毒」とされ、1985年復活しました。
ペルノのおいしい飲み方
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