ライター : mau_naka

調理師 / 漢方コーディネーター / 発酵食品マイスター

トンプソンシードレスってどんなぶどう?

品種と原産地

19世紀中頃から盛んに栽培されるようになったアメリカ原産の白ぶどうで、本場アメリカではポピュラーなぶどうの1種です。赤ぶどうの方は「クリムゾンシードレス」と呼ばれます。カリフォルニアレーズンの原料となるぶどうは、ほとんどがこのぶどうとなります。日本に輸入されているものは、アメリカ・カリフォルニア産のものやチリ産のものが多いようですが、2014年にはオーストラリア産のものも輸入解禁されています。

皮ごと食べられる!

縦に長い楕円体をしているものが多く、皮が薄く剥かなくてもそのまま食べられるのが特徴。果肉もしっかりとしていて、サクッとした歯ざわりが楽しめます。果汁もありジューシーですが、酸味もありあっさりとした味わいで甘ったるさはありません。ほとんど種がないのも人気となったポイントです。

おいしい時期や旬は?

アメリカのカリフォルニア産のものは輸入され、8月下旬頃から11月中旬辺りまで店頭に並びます。チリ産は12月頃から5月頃まで、オーストラリア産は4月から6月に出回るので、さまざまな産地の物がほぼ一年中楽しめることになります。

おすすめの食べ方

しっかりと冷やしてよく洗い、そのまま皮ごと食べるのがおすすめです。凍らしてからいただくとシャーベットのようになり、暑い季節などおやつにもぴったりです。甘さ控えめなのでケーキなどのデコレーションに用いるのもいいのではないでしょうか。種がないのでサラダに入れたり、生ハムを添えて冷菜としていただくのも味わい豊かで楽しめますよ。

見分け方と保存方法

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ