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晩鐘
鐘の音、とくに夕方につく鐘を表現した言葉「晩鐘(ばんしょう)」。
寒月
「寒月(かんげつ)」とは、冬の月のこと。または、冷たく冴えわたった冬の空の月のこと。その透き通るようなすさまじいまでの白さを表現した言葉です。
万歳
「万歳(まんざい)」は、限りなく久しく続く世のことを表現した「銘」です。
茶杓の作り方
「茶杓」は、自分は削って作ることも。それ用のセットもありますが、本格的なものなら、竹をカットするところから始めます。
11月末から2月にかけて竹を伐採。カットした竹は日の当らない場所に半年以上寝かせて、ガス台などで熱して抜きをします。油抜きした竹は、数週間天日干しにしたあと、さらに数ヶ月から数年寝かせます。これで「茶杓」に使える竹の出来上がり。
その竹を割って、まげやすく削りやすいように裏全体を平らに整形。そのあとに、水に入れた容器に浸けて十分に水を吸ったころ、鍋などで煮て柔らかくします。それをろうそくを使ってまげて、水につけて冷やします。季節にもよりますが、5日間もすれば削りの準備の完成!
次は削りたい茶杓の姿を鉛筆で描いて、線引きが終わったら削っていきます。必ず太い方から細い方へ削っていくのが鉄則!かたちが完成したらヤスリをつかって綺麗に仕上げ。形に満足できたら、切り止めと櫂先に一刀ずつ入れて完成です。
教養やセンスが問われる奥深い道具「茶杓」♪
いかがでしたか?日本の伝統文化・茶道でとても大切な道具「茶杓」。その重要性や奥の深さが伝わったのではないでしょうか?選び手の教養やセンスが問われる「茶杓」。日本人ならぜひこれらの基本的な知識をゲットしておきたいところです。
また、自分の手で作り出せるところも魅力的。チャレンジしてみると、とても豊かな時間を過ごせそうですね♪今回初めて知った方も奥深い日本の伝統「茶道」に興味を持っていただけたら嬉しいです。
▼スイーツにも抹茶をふんだんに使っちゃおう♪
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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