ライター : yoco*

タンブラーとは「口径の広い容器」のこと

タンブラーとは “筒状” で “飲み口が広い” 容器のことを指します。保冷・保温機能にすぐれたものも多く、冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいままで、長くおいしい状態を保てるのが特徴です。

タンブラーには軽量タイプのプラスチック製、保冷・保温効果抜群のステンレス製など、さまざまなタイプがあります。オフィス用、持ち運び用など、利用シーンに合わせて種類を選びやすいのもタンプラーのメリットです。

水筒との違い

タンブラーと水筒の大きな違いは “気密性” や “密閉性” です。水筒は飲料を持ち運ぶことを前提にしているため密閉性が高く、蓋さえ閉めれば完全密閉でき中身が漏れ出ることはありません。

タンブラーにも蓋付きの製品はあるものの、水筒ほど密閉性は高くないのが特徴です。そのため何も意識せずにカバンに入れて持ち歩くと、中身が漏れ出る可能性があります。

「タンブラーは屋内用、水筒は外出用」と使い分けるほか、外出時にタンブラーを持ち歩くときは少しでも密閉性の高い製品を使うなど、工夫をすることが大事です。

▼【まとめ】タンブラーと水筒の違い
気密性・密閉性活用シーン
タンブラー高い屋内
水筒低い屋外

タンブラーの種類とメリット・デメリット

プラスチック製

プラスチック製のタンブラーは安価に手に入れることができ、軽量で持ち運びに便利なのがメリットです。デザインにすぐれたものが多く、見映えがよいものがほしい方にもおすすめ。

一方、ステンレス製のタンブラーに比べると保冷・保温性能は劣ります。また、耐熱温度を超える飲み物は入れられないといったデメリットもありますよ。

ステンレス製

ステンレス製のタンブラーは熱伝導率が低く、保冷・保温性能が高いのがメリット。また丈夫で壊れにくいのも特徴です。

手軽で使いやすいですが、中身に入れるものは選びます。ステンレスは酸に弱いので、オレンジジュースやグレープフルーツジュース、乳酸菌飲料などを入れると腐食の原因に。これらを入れるのは避けたほうがいいでしょう。

そのほかの金属製(アルミ、チタンなど)

ステンレス製以外にも、アルミ製やチタン製など、さまざまな金属製のタンプラーが販売されています。アルミ製は軽量で持ち運びしやすいですが、耐久性が低く、表面にサビができやすいというデメリットが。

チタン製はステンレス製に比べて高価ですが、高級感がありギフトにも人気です。保温・保冷性能も高くリッチな雰囲気があるため、自宅で贅沢な時間を過ごすのにぴったりですよ。

▼【まとめ】タンブラーの種類と特徴
材質特徴注意点
プラスチック製・安価
・軽量で持ち運びに便利
・デザインにすぐれたものが多い
・ステンレス製に比べると保冷・保温性能は劣る
・耐熱温度を超える飲み物は入れられない
ステンレス製・保冷・保温性能が高い
・丈夫で壊れにくい
▼酸に弱いので下記のような飲み物はNG
・オレンジジュース
・グレープフルーツジュース
・乳酸菌飲料
アルミ製軽量で持ち運びしやすい耐久性が低く、表面にサビができやすい
チタン製・高級感がありギフトにも人気
・保温・保冷性能が高い
ステンレス製に比べて高価

タンブラーの活用シーンは?

アウトドア

タンブラーはアウトドアシーンでも大活躍!キャンプやBBQ中に保冷・保温効果があるタンブラーがあれば、飲み物をずっとおいしい状態で楽しめますよ。使い捨てのコップでゴミが出ることもなく、片付けが楽になるのもうれしいところ。

アウトドアシーンでは、真空断熱構造のものが多く、丈夫で壊れにくいステンレス製がおすすめ。また、缶やペットボトルがそのまま入る製品もあるので、アウトドア用に購入するのもいいでしょう。
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