マデイラワインの魅力とは?200年前から変わらない味がそこにはある

マデイラワインを飲んだことはありますか?料理用のマデイラ酒として洋食でよく用いられていますが、ワインとして味わう機会は日本では、少ないようです。甘口のデザートワインと思われている方が多いようですが、食前酒向きの辛口もありますよ。

2018年11月5日 更新

マデイラワインとは

マデイラワイン

Photo by shucyan

マデイラワインとは、アフリカのモロッコ沖に浮かぶポルトガル領マデイラ島で生産されている、ブランデーを添加してアルコール度数を高め、酵母の働きを止めることによって酸化を防ぐ「酒精強化ワイン」です。同じくポルトガルのポートワイン、スペインのシェリー、イタリアのマルサラワインと共に世界4大酒精強化ワインと呼ばれています。

ブランデーを加えるタイミングで辛口から甘口のコントロールが可能で、食前酒・デザートワイン・料理酒に使われます。

マデイラワインの誕生

その誕生には、歴史的なエピソードがあります。かつては、イギリス領であったアメリカに大量に輸出されていました。赤道を越える長い航海でワインが酸化してしまいましたが、これが偶然にも特有な風味がプラスされました。さらにアメリカの独立戦争が始まり、輸出がストップして大量の在庫の品質を保持するために、蒸留したワインを加えたのです。

マデイラワインの香りや味は?

ブランデーを添加していることに加えて独特の加熱工程や長期間の熟成などにより、マデイラワインは、とても芳醇な香りと味わいです。甘さでは、辛口から甘口まで4種類に分類され、料理酒としても盛んに用いられています。マデイラワインの輸出量で日本は何と世界第5位ですが、そのほとんどが調理用です。飲用としては、まだマイナーですね。

甘さで分類すると4種類

1. セコ(辛口)

甘さの調節は、醗酵の段階で蒸留酒を添加するタイミングで違って来ます。辛口のものは醗酵がほぼ完了して、糖分がほとんど無くなった段階で蒸留酒を添加します。さわやかな食前酒に。
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