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サンジュリアン
先述したポイヤックの隣の村で、砂利や小石の多い土壌です。第2級でありながら第1級にも劣らないとも評される、上品なワインが生産されています。サントリーが買い取り、多額の投資でめざましい品質向上を遂げたシャトー・ラグランジェも、この村のシャトーなんですよ。
モーリス
ジロンド河からすこし内陸に入ったところにある土地で、粘土質や石灰質が多い土壌が特徴です。生産されるワインは大変エレガントでまるみのあるものが多く、第1~5級までの評価はないものの、それに近い良質なワインが多く出る村でもあります。手頃なお値段で良質なものを探すにはおすすめです。
リストラック
こちらもモーリスと同じく、ジロンド河から内陸に入ったところにある土地です。ややサンジュリアン寄りにあるため、土壌は粘土質ですが砂利も多く混ざっているのが大きな違い。生産されるワインもサンジュリアンのものと似ていて、やわらかくバランスのとれたワインが多くあります。
「メドック格付けシャトー」って?
シャトーとは醸造所の意味で使われていて、メドック地区では、公式の「ワインの格付け」が1855年に初めて行われました。この格付けは、同年のパリ万国博覧会に出品するボルドーワインを決めるために行われたとされています。
このメドック地区60種のシャトーに、グラーヴ地区の銘醸シャトー・オー・ブリオンを加えた、全61種の赤ワインが価格に沿って5つの等級に分けられました。第1級のシャトーは“5大シャトー”と呼ばれていて、1855年の制定以来、直後のシャトー追加と格上げの例外を除けば、5大シャトーに対する格付の見直しは行われていません。150年以上変わらない品質を誇るメドックのワイン、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?
おすすめ銘柄8選
1. ご存知の方も多い?「シャトー・ラトゥール」
ITEM
シャトー・ラトゥール[2007]【赤】
¥66,420〜
産地:ポイヤック
※2018年4月10日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
まずは、こちらの第1級銘柄から。シャトー・ラトゥールの名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。ポイヤック村で生まれたワインは、5大シャトーのうちの3つを獲得するほどの名品。華やかなアロマと力強い味わいが特徴です。
2. キングオブワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」
ITEM
シャトー・ラフィット・ロートシルト[2014](赤ワイン)
¥69,984〜
産地:ポイヤック
※2018年4月10日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
続いてもポイヤック村の生産ワイン。第1級で「5大シャトーの筆頭格」「王のワイン」と評されており、市場でも最高値で取引されています。この2014年は当たり年のワインとされ、特に高額で取引されているものです。まったりとした香りと存在感のある酸味が至福のひと品ですね。
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