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「米・食味鑑定士」はごはん好きの到達点!知れば知るほどお米の魅力にだだハマり

おいしいごはんを食べたい!そんなあなたのサポートをする人たちがいるのをご存知ですか?それが「米・食味鑑定士」、日本の主食・お米のエキスパートです。米・食味鑑定士とはどういう資格で、どうすれば取得できるのか。そして、その資格を生かす方法は?

2018年2月1日 更新

「米・食味鑑定士」ってナンダ?

続々と増える食に関係する資格。あまりにも数が多すぎてどれが何やらわけわからん!というあなたのために、毎回1つ取り上げてその全貌をご紹介する企画。

第2回となる今回は、「米・食味鑑定士」。字面だけだと何やらお堅いものにも見えるこの資格、最近では有名グルメブロガーにも所有者がいて、知名度を大きく増しています。

日本人の食卓には欠かすことのできないお米。その味や香りを鑑定するという米・食味鑑定士とはいったいどういう人たちで、いったい全体何に役立つ資格なの?
▼前回の記事はこちら!

米・食味鑑定士はお米のソムリエ

そもそも、米・食味鑑定士ってどういう資格なんでしょう。

米・食味鑑定士協会の鈴木秀之会長によると、「米・食味鑑定士はお米のエキスパート。ワインのソムリエにあたる資格と考えております」とのこと。

2017年12月現在で、資格所有者は643名(男性528名、女性115名)。そのうち97%がお米にかかわる仕事をしている人たちで、農機や肥料などを扱う農業関係の企業の人や、炊飯器メーカーの研究者、行政で働く人、日本のお米を海外へ輸出する貿易商にもこの資格を持っている人がいるといいます。ちなみに、ココナッツウォーターで世界的な成功を收めたデヴィッド・リン氏もその一人。

残りの3%には、料理研究家がいたり、ふつうの主婦がいたり。お米好きが高じて資格を取り、地域活動に生かしている方もいるそうですよ。

本当においしいお米を消費者へ

それにしても、どうしてこの資格が生まれたのか。お米にソムリエが必要かどうかといわれると……、正直、よくわかりません。鈴木会長は、お米を取り巻く環境への危機感が資格発足のきっかけだったといいます。

「平成7年(1995年)に食糧管理法(国民の食糧の確保および国民経済の安定を図るために食糧を管理し、その需給・価格の調整、流通の規制を行うことを目的とする法律 – デジタル大辞泉)が廃止となって、お米の市場が大変混乱した。自由競争になって、それまではありえなかったような良くないことをする業者が増え、粗悪な商品がたくさん出回ったんです。そんな頃に、新幹線で井戸端会議をしていた主婦の話に気になる言葉がありました」

お米にもソムリエがいたらいい。おいしいお米にそういう人のお墨付きがあれば、ヘンなお米を避けられるのに。

この言葉を聞いて「たしかに!」と思った鈴木会長は、平成8年には「米・食味鑑定士」の商標登録を済ませ、お米の品質や食味をしっかり鑑定できる人材の育成を目指して平成10年に養成講座を開講。この講座は特にお米の関係者の間で注目を集め、同年11月には最初の米・食味鑑定士55名が生まれました。

2日間の講習でお米のエキスパートに

こうして誕生した米・食味鑑定士の資格。所持者は具体的にどういう知識を身につけているのでしょう。資格取得のための講習会の内容は、以下のとおり。

●主旨・目的とビジョン
●米の成分と構造・食味評価法
●新形質米・Q&A・イネの診断とお米の見分け方
●米の文化と歴史
●価値訴求型農業ビジネスへの挑戦
●復習とテストについて


ちょっとわかりづらいでしょうか。ざっくりと説明すると、その内容は、お米の文化と歴史、お米の選び方や炊き方、調理法に合わせた炊飯の方法、新形質米と呼ばれる機能性のあるお米についてなど。これらを学んだ上で5種類の品種を見分ける官能審査とペーパーテスト(50問)を受け、それぞれに合格すれば資格取得。鑑定士認定会員証と会員手帳、認定証などが授与されます。

なお、気になる合格率はなんと90%以上!講習会の内容をしっかり聞いていれば、そう難しくはなさそうですね。

ただし、資格を所持するための費用はそれなり。講習の受講費が57,000円で、合格後には所持費用15,000円+年会費36,000円=51,000円の支払いが必要となります。年会費の支払いは年1回で、毎年の更新時期に手続きして36,000円を納金すれば、翌年まで資格を維持できます。
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取れば人生変わるかも!? 食の資格大百科

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