ラフロイグ

「ボウモア」と同じくアイラ島で製造されているウイスキーです。スモーキーな香りの中の、海藻や潮の香が「ラフロイグ」の特徴でもあります。特に好き嫌いの分かれる銘柄のウイスキーですが、世界で最も愛されているアイラモルトであるとも言われています。じっくり飲むとバニラのような甘さも潜んでいます。

カリラ

アイラ島のカリラ蒸留所で製造されているウイスキーで、名前は海峡と島を意味しています。水は湖から石灰石を通って浸み出したものを使用しています。製造過程で、海水を利用して冷却される仕組みとなっており、シングルモルトの蒸留所の中でもカリラだけが行っている特徴。4、5千円と手に入りやすい価格が魅力です。

ハイランドパーク

世界中でもっとも北に位置しているウイスキー蒸留所、ハイランドパーク蒸留所で製造されているウイスキーです。仕込みに使われる水は、スコッチウイスキーの仕込みに適さない硬水をあえて使用しています。ハイランドパーク12年が特にウイスキー評論家の中でも好評と言われ、スモーキーな香りの後にほのかな甘みを感じられることが特徴です。価格は3千円~1万円代くらいで購入ができます。

クレイモア

約千円くらいで購入ができることから、日本では馴染みのある銘柄です。スモーキーな香りの中に、栗の甘みのようなものが感じられるという方もいます。甘みがストレートに伝わるロックや水割りで飲むよりは、ハイボールを好んで飲む方も増えています。雑味を含んでいる味わいですが、手に入りやすい価格が魅力です。

おすすめのスコッチで作るハイボールの飲み方

ハイボールは、スコッチと炭酸があれば誰でも作ることができます。特にスコッチのスモーキーな香りに慣れていないウイスキー初心者の方には、おすすめの飲み方です。濃いめが好きな方は氷を入れたグラス1/3くらいのスコッチを入れましょう。アルコールに弱い方は1/4くらいの分量がいいでしょう。 そこに、静かに炭酸を入れます。炭酸を注いだら、マドラーで混ぜるのですが、勢いよく混ぜてしまうと炭酸が飛んでしまうので注意が必要です。マドラーは一番下の氷を軽く浮かせるようにゆっくりと混ぜて、グラス下のスコッチが全体にゆるやかに混ざるようにしてみてください。

スコッチを知って大人の階段を登る♪

ひと口に「スコッチ」と言っても、製造場所によっていろいろな銘柄があります。年代が長いほど価格は高くなりますが、製造された本数が少なかったり、ウイスキーブームで名前があがったものは数十万円以上もします。 初心者の方やアルコールに強くない方は、先ずはハイボールから飲んでみて、スコッチの特徴をつかんでみてください。
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