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環境にやさしいのは間違いのない事実
農薬や化学肥料を使用する慣行農法とは異なり、肥料に家畜の糞や生ごみのたい肥などを使い、化学合成物に頼らないのがオーガニック農法の特徴です。
微生物が有機物であるたい肥を分解することで土壌が豊かになり、それで作物が育つという昔ながらの栽培法ですから、自然環境にやさしいことは言うまでもありません。
微生物が有機物であるたい肥を分解することで土壌が豊かになり、それで作物が育つという昔ながらの栽培法ですから、自然環境にやさしいことは言うまでもありません。
作物をオーガニックと名乗るためには
日本では農林水産省の基準を満たす必要がある
日本で農産物とその加工品に、「オーガニック」や「有機栽培」を表示するためには、農林水産省が定めた、『有機JAS』の基準をクリアしなければいけません。
JAS法に基づいて創設された有機食品の厳正な検査認証制度で、輸入品もその認証を受けなければ、オーガニックを名乗ることができない決まりになっています。(※1)
JAS法に基づいて創設された有機食品の厳正な検査認証制度で、輸入品もその認証を受けなければ、オーガニックを名乗ることができない決まりになっています。(※1)
認証されるためのおもな基準(農産物)
有機肥料で土づくりをおこない、土壌を使った農業生産を基本とをする。
遺伝子組換え技術を利用してはならない。
種まきや植付けの前2年(多年生の場合は3年)以上の間、化学肥料や禁止された農薬を使用していない。(※1)
※加工品や畜産物に関しては上記の限りではありません。
遺伝子組換え技術を利用してはならない。
種まきや植付けの前2年(多年生の場合は3年)以上の間、化学肥料や禁止された農薬を使用していない。(※1)
※加工品や畜産物に関しては上記の限りではありません。
オーガニックの対象となる種類は?
有機JASの検査・認証の対象となるもの
いままで有機JASの対象となるのは、野菜や果樹、水稲などの「有機農産物」と、醤油や味噌、オリーブオイルなどの「有機加工食品」の2種類に限定されていました。
しかし2020年7月16日から新たに、有機を表示する「飼料及び畜産物、その加工食品」にもJASマークが義務付けられ、認証が必要となるそうです。(※1,2)
しかし2020年7月16日から新たに、有機を表示する「飼料及び畜産物、その加工食品」にもJASマークが義務付けられ、認証が必要となるそうです。(※1,2)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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