スパゲティより細いパスタ

太さが1.5~1.7mmの「スパゲッティーニ(spaghettini)」は、オイル系ソースに適したパスタです。

「フェデリーニ(fedelini)」は1.3~1.5mm、「カペリーニ(capellini)」は0.8~1.1mmの細いパスタ。どちらも冷製パスタによく使われ、カペリーニは食品表示法の「バーミセリ」に分類されます。

これ以下はない極細パスタ

直径が0.8~0.9mmほどの極細パスタを、「カペッリ・ダンジェロ(capelli d'angelo)」と呼びます。イタリア語で、「天使の髪の毛」という意味です。

メーカーによって太さに違いがあり、あまりの細さゆえに、まっすぐな状態で保持できません。そのため、丸めた状態で販売されるのが一般的。冷製パスタや、スープの具として使われることが多いようです。

ショートパスタ

ショートパスタには、用途によってさまざまな形状があり、やはりそれぞれに名前がついています。ここからは太さ別に、日本でもよく知られているショートパスタを紹介します。

もっともポピュラーなショートパスタ

直径2.5~5mmの円筒状の形をした、「マッケローニ(maccheroni)」。この名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、英語名の「マカロニ(macaroni)」と書けばわかりますよね。

マカロニ類品質表示基準では太さの、2.5mm以上の管状に成型したものと定義付け。サラダやグラタンなどによく使われる、日本でもっともポピュラーなショートパスタのひとつです。

さらに太くて味が絡みやすいショートパスタ

縦に筋が入った、直径9~15mmの円筒状パスタ「リガトーニ(rigatoni)」。これを斜めにカットしたものが「ペンネ(penne)」、といえばわかりやすいですね。トマトソースやクリームソースとの相性抜群で、よく絡みます。

さらに極太の「マニケ(maniche)」は、直径20~30mmの円筒状パスタ。筒の中に肉や野菜を詰めて、調理するのに利用されます。

そのほかのパスタ

日本でもよく名前を聞くことが多い、そのほかのパスタを紹介します。
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