2. 鍋にお湯を沸かしてせいろをのせる

中華鍋でお湯を沸かして、その上にせいろをのせるのが一般的な使い方です。中華鍋がない場合は普通の鍋でもOK。せいろと鍋のサイズが合わないときは、穴があいた蒸し板と呼ばれるものを間にはさみます。

お湯の量や火加減、手順などはステンレス製蒸し器と同じです。竹編みの蓋から余分な蒸気が抜けるので、食材が水っぽくなりません。

せいろの利点と使うときのポイント

せいろは、重ねて使用できるのが一番のメリットです。種類の違う食材を一度に蒸すことができるので、時短にもなります。2段重ねて使う場合、火が通りにくい食材を下段にすれば、バランスよく蒸しあがるのも利点のひとつ。

しゅうまいや餃子などを蒸す場合は、底にクッキングシートやキャベツを敷くと、食材がくっつかずきれいに仕上がります。木製であっても蒸しあがりはかなり熱いので、本体を持つときは鍋つかみがあると便利です。

蒸し器を使うレシピ4選

1. しゅうまいを蒸す

中華料理の点心のなかで、とくに人気があるしゅうまいは、蒸し器で加熱するのが一般的。こちらは豚ひき肉と玉ねぎ、しいたけ、長ねぎを使う具だくさんなひと品です。つけだれには、しょうゆや練りからしのほか、XO醤をつける食べ方を推奨。

ちなみにしゅうまい作りといえば、包む作業が面倒ですよね。このレシピでは、肉ダネを皮で包むとき、スプーンを使う簡単なやり方を紹介。皮の包み方のコツをつかめば、きっとしゅうまい作りが楽しくなりますよ。

2. さつまいもを蒸す

さつまいもをふかすときは、やはり蒸し器を使うのが定番。さつまいも独特の甘さとほっこりした食感がたまりません。

さつまいもに塩をふってから蒸し器に入れ、甘味を際立たせるのがこのレシピのポイント。おやつに最適なふかしいもは、ホクホク、ねっとりのどちらがお好みでしょうか。

3. 黒糖蒸しパンを作る

おやつだけでなく、朝食にも最適な黒糖入り蒸しパンの作り方です。蒸しパンは、オーブンで焼くのとはまた違った、ふわふわの食感を味わえるのが良いところ。材料を手順どおりに混ぜて、プリン型に入れるだけなので、蒸し器さえあれば簡単に作れますよ。

4. 野菜とささみを蒸す

かぼちゃとブロッコリー、鶏ささみを蒸して作るヘルシーなレシピ。野菜の調理は、炒めたり煮たりするよりも、蒸すほうが栄養成分が損なわれにくいとされます。ごま油の風味を効かせた、みそとヨーグルトベースのソースがおいしいですよ。
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