2. 鍋にお湯を沸かしてせいろをのせる

中華鍋でお湯を沸かして、その上にせいろをのせるのが一般的な使い方です。中華鍋がない場合は普通の鍋でもOK。せいろと鍋のサイズが合わないときは、穴があいた蒸し板と呼ばれるものを間にはさみます。

お湯の量や火加減、手順などはステンレス製蒸し器と同じです。竹編みの蓋から余分な蒸気が抜けるので、食材が水っぽくなりません。

3. クッキングシートや蒸し布を敷き、食材をセットする

Photo by あき

食材がせいろにくっつくのを防ぐため、専用のシートや蒸し布、葉野菜などを敷き、その上に食材をのせます。茶碗蒸しやプリンなどは直接お皿をのせてもOKですよ。

4. 強めの中火で、具材に火が通るまで加熱する

Photo by あき

鍋にせいろをのせ、食材に合わせて蒸しあげたらできあがり。せいろの大きさやカットの大きさによって異なりますが、野菜なら〜5分、肉・魚介類は〜10分、冷めたご飯やパンなら1〜2分が目安です。

せいろの利点と使うときのポイント

Photo by 稲吉永恵

せいろは、重ねて使用できるのが一番のメリットです。種類の違う食材を一度に蒸すことができるので、時短にもなります。2段重ねて使う場合、火が通りにくい食材を下段にすれば、バランスよく蒸しあがるのも利点のひとつ。

しゅうまいや餃子などを蒸す場合は、底にクッキングシートやキャベツを敷くと、食材がくっつかずきれいに仕上がります。木製であっても蒸しあがりはかなり熱いので、本体を持つときは鍋つかみがあると便利です。

蒸し器の使い方をマスターしておいしい料理を

蒸し器を使いこなせるようになると、スイーツからおかずまで、幅広い料理に応用できるので重宝します。蒸し器に食材をセットし火にかけたら、ほかの調理を進められるのも利点のひとつです。この記事で紹介した蒸し器の使い方やレシピを参考に、おうちでおいしい料理を作ってみてください。
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