ライター : macaroni 編集部

埼玉県のご当地レストラン「るーぱん」とは?

Photo by @chujom

埼玉県内にしかないファミリーレストラン「ピッツァ&パスタ るーぱん」は、いわば県民のソウルフードレストラン。

各15種ほどのピザやパスタ、本格的な洋食などをリーズナブルな値段でいただけるため、子どものころから家族で利用したり、学生がお腹いっぱい食べたりできるお店として、地元の人々に愛され続けています。

埼玉県出身アーティスト・星野源さんが学生のころよく利用していたと、いろいろなテレビで紹介したことで、全国的に知られるようになったそう。そんな「るーぱん」についてご紹介します。

星野源さんも通った!? 「るーぱん」蕨西口店について

JR東北本線の蕨駅西口から南へ歩いて4分ほどのところ、県道110号線に面した中央マンション前の、2階建集合店舗の1階にあります。間口の広い店舗の軒上の看板が、カラフルでよく目立ちます。星野源さんが学生時代によく通ったお店がこちらだそうですよ♩ 以前は看板やサッシなど、ブラウンを基調とした地味な外観でしたが、2016年にシャープな印象のブラックサッシに交換され、看板なども明るい色に塗り替えられました。

Photo by @michichi106

テーブル席やシート席などは普通のファミレスと変わりなく、50席ほどある店内は古城風のレンガタイルでやや薄暗い大人の空間。

木を多用したロッジ風のインテリアですが、あえて木をペンキ塗りしたチープ感がかえっておしゃれで、なんとも不思議な雰囲気です。

るーぱんという名前の由来は?

「るーぱん」というユニークな店名の由来は、じつはただ音感がいいというだけだそう。一度聞いたら忘れないキャッチーな店名も、県民から愛される理由なのかもしれませんね。

「るーぱん」は1974年、熊谷市に1号店をオープンしてから、一時は関東圏に36店を展開していましたが、長引く不況のため事業を縮小。2022年現在は埼玉県内に計6店舗(蕨西口店、蓮田店、上尾中分店、鶴ヶ島店、熊谷バイパス店、本庄店)を展開しています。

「るーぱん」一番人気メニューはボンゴレトマトソース!

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550円(税込)
るーぱんの一番人気メニューは「ボンゴレ」!

ボンゴレとはあさりなど二枚貝で作るスパゲッティのことで、貝のゆで汁と和える塩味のビアンコ(白)と、トマトソースで作るロッソ(赤)が基本です。るーぱんでも、パスタのメニュー名のうしろに、(白)・(赤)と書いてあります。

「ボンゴレ(赤)」はトマト2個を使って作る、スープパスタのようなスパゲッティ。るーぱんの代名詞のようなメニューなので、まずはこちらをオーダーしてみてください。

さらにおすすめが、セットメニュー。価格違いでサラダ&ドリンクバーやサラダ&パンorライス&ドリンクバーが用意されています。

るーぱんおすすめ!「ボンゴレ」のアレンジ

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るーぱんでは、ボンゴレ(赤)のおいしい食べ方を紹介しています。まずはスパゲッティをそのままいただき、そのあと残ったソースにピザをつけながら食べるスタイル。トマトベースのソースが生地にマッチし、さらなるおいしさがあります。

「イタリア風おじや」というアレンジもおすすめ。残ったトマトソースにバターライスを加えてよく混ぜ、トマトリゾットのようにする食べ方です。トマトの酸味とあさりのうま味、バターのコクが合わさって、本物のリゾットのようなおいしさを味わえると好評なんですよ。

その他「るーぱん」のおすすめメニュー

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まいう 550円(税込)
「るーぱん」は、ピッツァ&パスタだけでなく、ハンバーグや牛カツ、グラタンやドリアなど、豊富なメニューも人気。

ピザメニューには「木こり風」「パワー」「まいう」なんて、ユーモアのある変わった名前のものもあります。

「木こり風」はポテト・山菜・ベーコンとガーリック、「パワー」はサラミとベーコン、「まいう」はツナ・マッシュルーム・コーンがのったピザのことです。気になったネーミングのメニューを注文するのも楽しそうですね。
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