バルではパンは必須!?

スペインバルではパンが必須だということを知っていましたか?注文しなくてもパンが出てくるところも多く、スペインバルでは珍しくないことだといいます。パンはスペインの主食であり、アヒージョを頼んだときにバゲットがついてくるというレベルではなく、パエリアと一緒に食べることも。お好み焼きをおかずにご飯を食べる関西地方の食事の仕方を想像しますね。日本にあるバルでは必ずパンが出てくるとは限りませんが、現地ではパンは必須なのです。

バルの人気メニュー「タパス」

タパスとはスペイン語で、スペイン料理の様々な小皿料理で、おつまみという位置づけのものをいいます。タパスは、バルを楽しむために欠かせないもので、代表的なものは、チーズ、生ハム、オリーブ、エスカルゴなど。他にも地方によっていろいろな種類のタパスがあります。

代表的なタパスメニュー

タパスメニューは驚く豊富です。今回は人気の代表的なものをいくつかご紹介。

カナッペ

薄く切ったパンやクラッカーに、肉や魚・チーズなどを乗せた前菜をいいます。上にのせる具材に特に決まりはありませんが、食べやすさを考えて水分の少ないものをのせるのがよいようです。

アドボ

アドボとは、マリネを意味するスペイン語です。フィリピンの肉や野菜の煮込み料理の名称でもあります。酢を使うのは、保存しやすくするためなんだそう。醤油を使ったレシピも多く、日本人にも好まれやすい味のようですね。

アルボンディガス

アルボンディガスとは、スペイン風ミートボール。トマトソースで煮込んだものや、アーモンドソースもあります。これらはバルでよく見かけるひと品。トマトの味が染み込んだあつあつをパンと一緒に食べてみたいですね。
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