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1. 唾を飲む
魚の骨が刺さったとき、唾を飲み込むとちくっと痛いですよね。これは骨がさらに深く刺さって粘膜を傷つけるために痛みが増していると考えられます。
無意識的に唾を飲むのは問題ありませんが、無理に唾を飲むことはやめましょう。
2. ご飯を丸呑み
昔からよく言われる方法として「ごはんの丸呑み」がありますが、これが実は逆効果。喉に刺さった骨がさらに深く入り込んでしまったり、粘膜が裂けたりするおそれがあるのでやめましょう。
3. ピンセットで取る
ピンセットで取ろうとすると、粘膜に傷ができることがあり危険です。感染症の原因となり、ひどい場合には入院治療や手術が必要になる場合も。
喉に刺さった魚の骨にお酢は効くの?
お酢の効果で骨が柔らかくなって取れやすくなるということはあるそうです。しかし、これも細い骨だった場合です。硬い骨を溶かすほどの効果は酢にはありません。酢を飲んで放置していたら溶けて無くなっていたという話は残念ながら信ぴょう性は薄いようです。それは自然と抜けて取れていたのだと思われます。
もしお酢を飲んでみる場合、そのまま飲むと胃に負担がかかるため、水で薄めてから飲むようにしましょう。
骨が溶けるのは本当?
「放置していれば骨は溶けて無くなる」というお話ですが、上記を読んでいただければわかる通り、溶けたのではなく「自然に抜けた」という事がほとんどです。小さな小骨で、手前に刺さっている骨であればほぼ自然に取れてしまいます。太くて鏡でも確認できないという場合、放置して骨が溶けるという事はありませんので、すぐに耳鼻咽喉科へ向かいましょう。
こんな魚に注意!
どんな魚の骨がよく喉に刺さっているのでしょうか。アジやタイ、イワシやサバ、うなぎ、ほっけ、サンマなどの骨もよく刺さってしまうようです。タチウオは太い骨が多いので、刺さってしまうと処置が大変になるので気を付けましょう。
上記の魚以外は刺さらないということではないので、骨つきの魚を食べる時には十分に注意しておいしくいただきましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。