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後ろ姿にハッとする背中ニキビ
ポツポツ、ブツブツ、ザラザラ。
「背中ニキビ」の感触を現すと、こんな感じではないでしょうか。なめらかな肌触りの背中は一体どこにいったのだろう、と悲しみに打ちひしがれている女性のみなさま。できてしまった背中ニキビ、何が原因かご存知ですか?
バランスが乱れた不規則な食生活や、衣類の刺激や摩擦、そして女性ホルモンの乱れが、悩める背中ニキビを生み出しているんです。
大きくて広範囲、きわめつけは悪化すると跡が残って汚いという厄介者・背中ニキビが、じつはカビだったという驚がくの事実が判明……!寝ても起きてもきれいにならない憎き背中ニキビ。その打開策について考えていきましょう!
ひどい背中ニキビは「カビ」が原因!?
背中と顔それぞれニキビができる状況は同じでも、ひとつだけ大きな違いがあります。それは、原因となる菌。
まず顔ニキビを引き起こす原因菌は、元々私たちの体に住みついている細菌「アクネ菌」です。このアクネ菌は、皮脂をエサにして増殖する傾向があります。おでこや鼻、あご下などにニキビができやすいのはこのため。
一方で今回のメインテーマ「背中ニキビ」の原因菌は、マラセチア真菌というカビの一種。マラセチア真菌もアクネ菌と同じく皮脂が大好物なので、脂が詰まった汚い毛穴の中に潜り込んで、背中ニキビを生み出してしまうことがあるのです。背中ニキビはできても痛みやかゆみがないうえ、自分で確認できないので野放し状態になりがち。それにしても背中にカビが生えてるって、結構ショッキングですよね。
背中ニキビの原因
食生活
肉中心の食事、スナック菓子や甘いものの摂り過ぎ、ビタミン不足(野菜や果物)。これら3つの乱れた食生活によって、マラセチア真菌が愛してやまない皮脂の分泌量が増え、ニキビができやすい環境を自ら作ってしまうんです。口に入れたものによって私たちの体は作られているので、栄養バランスの偏りはてき面。
摩擦・刺激
衣類の摩擦やボディタオル(ナイロンやポリエステル)による強い刺激によって、デリケートな肌はすぐに乾燥を引き起こします。すると、外の刺激から肌を守ろうと毛穴は余計に皮脂を出すので「過剰皮脂」になるんです。多く出された皮脂が毛穴を詰まらせ、マラセチア真菌が増えてしまうんです。
ホルモンバランス
暴飲暴食、睡眠不足、過度のアルコール摂取、人間関係やプライベートにおける精神的・肉体的ストレスなどさまざまな原因によって、女性ホルモンのバランスが崩れて男性ホルモンの分泌量が多くなってしまいます。これにより、皮脂が増えて毛穴に詰まり、背中ニキビを引き起こしてしまうと考えられているのです。
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