目次
青パパイヤに含まれる栄養素と効果効能
胃もたれ対策に「パパイン」
青パパイヤには、パパインが豊富に含まれています。パパインは、硬い肉もやわらかくしてしまう強力なたんぱく質分解酵素。通常、たんぱく質分解酵素は特定のたんぱく質だけを分解することが多いのですが、パパインはすべてのたんぱく質を分解できます。そのため胃への負担が減り、胃もたれ対策になります。
食べ過ぎると酵素の多くが消化酵素として使われるので、代謝酵素が不足し糖質や脂質をエネルギーに変換できないことも。しかし青パパイヤを食べて消化酵素を補うことで、代謝が促され体脂肪がたまりにくくなります。(※1,2)
食べ過ぎると酵素の多くが消化酵素として使われるので、代謝酵素が不足し糖質や脂質をエネルギーに変換できないことも。しかし青パパイヤを食べて消化酵素を補うことで、代謝が促され体脂肪がたまりにくくなります。(※1,2)
抗酸化作用がある「ポリフェノール」
青パパイヤは、ポリフェノールが豊富です。その量は赤ワインの7.5倍とも言われています。ポリフェノールには、活性酸素のはたらきを抑制する抗酸化作用があります。活性酸素が体内で必要以上に生成されると正常な細胞まで傷つけてしまうおそれが。そこで青パパイヤのようにポリフェノールを多く含む食品を積極的に摂るのがおすすめです。ただしポリフェノールは摂取後3~4時間ほどしか作用が持続しないので、こまめに摂るようにしましょう。(※1,3)
シミ、そばかす対策に「ビタミンC」
青パパイヤには、ビタミンCが豊富。熱に弱いビタミンCですが、青パパイヤに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくい特徴があります。
ビタミンCはコラーゲン生成に必要なビタミン。鉄の吸収をサポートしたり、免疫を高めたりするはたらきがあります。またビタミンCには、メラニン色素の沈着を抑制する作用があるので、シミやそばかすが増えるのを抑えます。(※1,2,4)
ビタミンCはコラーゲン生成に必要なビタミン。鉄の吸収をサポートしたり、免疫を高めたりするはたらきがあります。またビタミンCには、メラニン色素の沈着を抑制する作用があるので、シミやそばかすが増えるのを抑えます。(※1,2,4)
可食部100gあたりの成分
カロリー | 糖質 | 食物繊維 | マグネシウム |
---|---|---|---|
35kcal | 7.2g | 2.2g | 19mg |
カルシウム | 鉄 | 葉酸 | ビタミンC |
36mg | 0.3mg | 38μg | 45mg |
青パパイヤには鉄や葉酸、カルシウムなどが含まれています。青パパイヤに含まれる鉄は吸収されにくい非ヘム鉄。しかしビタミンCが豊富なので、鉄の吸収をサポートしてくれますよ。カロリーは低いですが、糖質を含んでいるので糖質制限されているかたは食べ過ぎにご注意くださいね。(※4,5)
青パパイヤは女性の味方!
青パパイヤはサラダや和え物、炒めものなど手軽に取り入れやすい野菜です。クセがなく食べやすいので、まだ食べたことがない方はご紹介したレシピを試してみてはいかがでしょうか?定番のエスニック料理はもちろん、和食や洋食にもアレンジできますよ。
栄養・効能コメント/管理栄養士 白江和子
栄養・効能コメント/管理栄養士 白江和子
【参考文献】
(2022/07/25参照)
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