あなたも食べるべし。「柚餅子」は全国各地で味もかたちも違うフシギな和菓子

柚餅子(ゆべし)とは、柚子やくるみなどを使って作られた和菓子のこと。この柚餅子、名称は同じでも全国各地でさまざまな作り方や形の異なるものが存在しているんですよ。今回はくわしく柚餅子について調べてみました。

2019年3月12日 更新

柚餅子(ゆべし)とは?

柚餅子(ゆべし)には名前に柚が入っているので、必ずゆずが使われているかと思いきや、地域によっては入らないものもある様子。もっとくわしく柚餅子について調べてみましょう。

源平時代に生まれた柚餅子

まずは、柚餅子の歴史からみてみましょう。柚餅子が生まれたのは、11世紀末から12世紀ごろの源平時代といわれています。もともとは保存食や携帯食として親しまれてきました。どのようなものだったかというと、ゆずの実の中身をくりぬいた中に、米粉やお味噌・木の実などを詰めて蒸し、それを干して乾燥させたものでした。

ゆずの香りがたち、甘さとほろ苦さが混ざった何ともいえない奥深い味わいの柚餅子。現在でも、珍味としてお酒のつまみに重用されています。また、それとは区別してお菓子としても変化していったものもあり、地域ごとでさまざまなタイプの柚餅子が生まれていきました。

柚餅子の名前の由来

柚餅子という名前は、一説によると農家で子どものおやつとして食べられていたものに由来しているようです。そのおやつとは、お米の収穫時にできる壊れたお米を米粉にして、お醤油やお砂糖と合わせたものを丸めて蒸したもの。蒸す前に上から2本の指でぎゅっと押して飾りをつけていたそうです。”指で押した”というところから、”ゆべし”と名づけられました。

柚餅子の種類

和菓子としての柚餅子は、東日本・東北と西日本とでは味も見た目もまったく異なります。地域ごとで違う味わいの柚餅子をもっとくわしくみてみます。
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