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バーベキューでこそ缶詰が使える!
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
缶詰がもっとも輝く場所、それはアウトドアであります。試しに缶詰を持ち出して、岩や流木の上に置いてみてほしい。とたんに缶詰たちが「うふふっ」と笑い出すはずである。ウソではない、本当の話である。
火をおこすのにもひと苦労するような状況で、フタを開ければすぐに食べられるのは本当にありがたい。それに、生鮮食品と違ってクーラーボックスに入れておかなくてもいい。今回はキャンプやバーベキューで活躍する缶詰3種と、それを使った缶たんアウトドアクッキングを紹介したい。
【わしたポーク×おかゆ】豚肉と鶏肉から出る出汁が絶品
ポークランチョンミートというと外国缶のイメージが強いが、「わしたポーク」は沖縄県産豚を使用した純国産品。鶏肉をミックスしているのが特徴で、クセがなく食べやすい。スライスして焼くだけでも美味しいが、大根やカブと一緒に炊いておかゆにすると朝食に最適であります。
作り方
鍋に研いだお米と水、ダイスカットした「わしたポーク」、食べやすく切ったカブを加え、フタをして中火で炊く。一度煮立ったらかき回し、弱火にして約40分で炊き上がる。炊き上がったおかゆに塩ゆでしたカブの葉を好みでトッピングして出来上がり。
【べにさけ茶漬缶×ホットサンド】ジューシーな鮭がパンにぴったり
「あけぼの特選べにさけ茶漬」は、うまみの強いべにさけを使い、菜種油などを加えてジューシーに仕上げた缶詰。お茶漬けやおにぎりの具に使えるよう塩味をやや強めに仕上げてあるので、サンドイッチに使う場合は少量で充分。
この写真を撮るときは、よくばって大さじ3くらい入れたら、しょっぱくなってしまった。普通のさけ缶を使う場合は、マヨネーズなどを加えたほうがコクが出ていいと思う。
作り方
食パンを2枚ひと組にし、挟んだとき外側になる面にバターを塗る。中にべにさけとゆでたグリーンアスパラガスをのせ、ホットサンドメーカーで挟む。両面に焼き目がつくまで焼く。
【トマトサーディン×グラタン】野菜とトマトのうまみが詰まったワインつまみ
オイルサーディンは通常、オイルに浸っているもの。それに対し、トマトソースに浸っているのがトマトサーディン。
ポルトガルやスペインではメジャーだけど、日本ではわりと珍しい缶詰だ。そんなトマトサーディンが手に入ったらグラタンを作ってみよう。白ワインにも赤ワインにも合うし、バゲットを用意すればボリュームのある食事にもなる。
通常のオイルサーディンを使う場合は、オイルを抜き、ホールトマトを合わせればOK。野菜とサーディンのうまみが溶け込んだ汁を、バゲットに吸わせるとたまらなく美味。ひょっとして、1人でひと缶分をぺろりと食べてしまうかも。
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