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自宅でスペシャルなコーヒーを
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
コーヒーから始まる新しいライフスタイルを提案するロースターカフェ『TRUNK COFFEE』では、コーヒー先進国・デンマークで修行したバリスタが、浅煎りでフルーティなおいしい1杯を提供してくれます。
そんな極上の北欧流コーヒーを、自分の家で飲んでみたいと思いませんか?
北欧諸国でコーヒーが愛される理由とは
「北欧諸国のひとりあたりのコーヒー消費量は日本の3~5倍。日本のお茶のような感覚でたくさん飲むため、味が濃くて苦いものよりも、浅煎りですっきりとしたフルーティなものが好まれます」と教えてくれたのは、コーヒーの先進国・デンマークで修行された『TRUNK COFFEE』代表の鈴木康夫さん。
コーヒーの豆は、浅煎りにすることでそれぞれの豆の個性が際立ち、さわやかな香りや酸味など、フレッシュな味わいが楽しめるのだそう。
「エチオピアなどアフリカの国々で採れる豆は、桃やプラムなどの甘みを感じるフルーティなものが多い。一方、ブラジルなど南米の豆は、カカオやナッツなどの風味が特徴的です。
また、同じりんごでも青森産と長野産では味が違うように、ブラジル産の豆も、栽培された地域が変われば味わいが異なります」
北欧諸国の人々には、こんな風にコーヒーも豆の産地や農園、品種などそれぞれの個性を楽しむ文化が根付いているようです。
コーヒーもワインのようにテロワール(土地の味)の違いを楽しむことが重要なんですね。そんな、コーヒーの最新トレンド「北欧流コーヒー」の淹れ方を、鈴木さんにレクチャーしていただきました。
分量が重要! 「北欧流コーヒー」の淹れ方
①15g分の豆を挽く
「目安はマグカップ1杯分を200ccとすると、15gのコーヒー豆で北欧流コーヒーのベストの濃度になります。豆の量は多すぎても少なすぎてもダメ。面倒がらずにきちんと計りましょう」
②ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、お湯をまんべんなくかける
「お湯をかけることでペーパーの臭いを取ると同時に、ドリッパーとサーバーを温めます」
③フィルターに豆を入れ、表面を平にならす
「表面を平にしないと、お湯をかけたときに味の濃い部分と薄い部分ができます。そうなると一番おいしいところだけを抽出することができません」
④お湯を40ml注いで30秒間蒸らす
「お湯の温度は88~90℃が目安。『注ぐ』というよりも豆の上に優しくお湯を『乗せる』というイメージなので、高いところから注ぐのは厳禁。蒸らす時間もしっかり計りましょう」
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