ライター : kyoko.

食いしん坊ライター

業務スーパーのコーヒー豆はどれくらい値上げした?

Photo by 満畑ペチカ

手頃なコーヒー豆を探すとき、候補に挙がるのが業務スーパーです。「前はもっと安かったはず」と感じたら、袋の値段と内容量をセットで見てみましょう。定番商品の記録から、どのように変わったのかを確認します。

ラグジュアリッチの価格と内容量の変化

「ラグジュアリッチコーヒー豆」の過去の販売価格と内容量をまとめました。各時点の販売価格の一例であり、全国共通の価格や正式な価格改定日を示すものではありません。
確認時点税込価格内容量100g単価
2016年7月397円400g約99円
2023年4月527円360g約146円
2024年3月537円360g約149円
2025年12月861円360g約239円
2026年10月885円360g約246円
2016年と2026年の価格を比べると、袋の値段は約2.2倍、100gあたりでは約2.5倍に。容量も400gから360gへ減っており、同じ量を買う負担は、袋の値上がり以上に増えています。

また、容量が同じ2024年3月と2026年10月を比較しても、価格は約65%上昇。以前の価格を覚えている方ほど、値上がりを実感しやすそうですね。

今の販売価格と1杯あたりの目安

2026年10月14日に確認した価格は、ラグジュアリッチコーヒー豆・ラグジュアリッチモカブレンド豆ともに360g入りで税込885円でした。1杯に豆を10g使う場合、約36杯分を楽しめます。
商品内容税込価格100gあたり1杯10gあたり
ラグジュアリッチコーヒー豆360g885円約246円約25円
ラグジュアリッチモカブレンド豆360g885円約246円約25円
※価格は確認店舗での一例です。店舗や時期によって異なる場合があります。
1杯10gなら約25円、12g使うなら約30円が豆代の目安。濃いめに淹れる方や大きなマグカップを使う方は、普段の使用量で計算してみてください。フィルターや牛乳などの費用は別になります。

価格を見るポイント

  1. 袋の値段だけでなく100g単価を確認
  2. 1杯分の豆の量をそろえて比較

なぜ高くなった?コーヒー豆の値上げの背景

コーヒーの価格設定には、豆の収穫から日本のお店に届くまでのさまざまな事情が関わっています。業界全体で起きている原料高やコスト増を知ると、値上げの背景が見えてきますよ。

天候不順と需要増による原料高

生産国で異常気象が起こると、収穫量が減り、原料のコーヒー生豆を確保しにくくなります。一方、世界的に需要が増えることも、相場を押し上げる要因です。

UCCは2025年12月の発表で、こうした供給と需要の変化に触れ、2026年3月出荷分から一部製品を値上げすると案内しました。値上げは業務スーパーだけの動きではありません。

円安や物流費によるコスト増

海外から豆を買う場合、国際相場が同じでも、円安になると円で支払う調達費が増えやすくなります。さらに輸送費や包装資材、焙煎などに使うエネルギーも価格に関わります。

小川珈琲の業務用オンラインショップでも、2026年6月のコーヒー生豆の価格改定について、国際相場の高騰や為替の変動、輸入物流費の上昇を理由に挙げていました。

これらは業界全体の背景であり、業務スーパーの個別商品の改定理由を直接示したものではありません。
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