4皿目(豚肉のお料理)

Photo by aicolas_monyo

4皿目(豚肉のお料理)

  1. デンマーク風豚のロースト。カリカリに焼いた豚肉の皮と、ポートワインで煮込んだプルーンのグラッセ、小さいブラウンポテトとソース添え
デンマークのローストポークは皮つきの豚肉を使用。皮目に切れ込みを入れローリエやクローブを挟み、しっかりと塩こしょうし、油を塗ってこんがりと焼き上げます。

キャラメライズした「ブラウンポテト」は大切な付け合わせ。小さいじゃがいもを砂糖とバターで焦がすものが定番ですが、今回は砂糖とアップルジュースで20分間ゆすったものでフルーティな味わいが良いアクセントになっていました。

aicolas_monyo

ローストポークは、表面の皮のクリスピー加減をかなり重視するそう。まるで日本のおこげせんべいのように香ばしくバリバリでした。

クリスマスといえばチキンを連想する方も多いと思いますが、今年はローストポークをメインにしてみては。

5皿目(チーズボード)

Photo by aicolas_monyo

5皿目(チーズボード)

  1. デンマークのチーズ各種。ローズヒップ、花梨のコンポート添え
メインのあとに出てきたチーズボードは、お酒や会話をゆっくりと楽しむのにもってこいのおつまみ。3種類の個性豊かなチーズとフルーティなコンポートの組み合わせは、相性抜群ですよ。

6皿目(デザートのお料理)

Photo by aicolas_monyo

6皿目(デザートのお料理)

  1. リゼラモン(デンマーク風ライスプディング)、チェリーのシャーベット、ドライチェリー、チェリーソース、アーモンドクランブル添え
ライスをミルクとバニラで調理する、クリスマスの定番デザート「リゼラモン」。デンマークではライスプディングの中にひと粒のアーモンドを入れ、当たった人には幸運が訪れるといわれています。

aicolas_monyo

まろやかなライスプディングと甘酸っぱいチェリーソースがよく合います。運試し要素があるとパーティも盛り上がりますし、ぜひ取り入れてみたいひと品です。

7皿目(フリットのお菓子)

Photo by aicolas_monyo

7皿目(フリットのお菓子)

  1. フリット(クリスマス風デンマーク・クレイナー)。アイシングシュガー、オレンジの皮、カルダモン添え
デンマークでのクリスマス菓子として一番歴史が長いのが「クレイナー」。家庭ごとのレシピがあり、夏の終わりに収穫した小麦を使って作る冬の定番お菓子です。表面カリカリでふわっとした素朴な生地とオレンジピールやカルダモンの香りにほっとします。

アルコールも欠かせない

Photo by aicolas_monyo

食事中に振る舞われたお酒は6種類!乾杯時はアルコール度数が高めなアクアビット(じゃがいも原料の蒸留酒)に始まり、北欧料理との相性が良いシャンパンやデザートに合わせたチェリーワインなどが登場しました。

aicolas_monyo

シェフのコフォシェフ氏がしきりに「(デンマークの冬を想像して)外は寒い。けれども楽しいお酒と歓談で温まりましょう!」と盛り上げてくださっていたのが印象的でした。

ホリデーイベントは適度なお酒で、心も体も温めたいですね♪

我が家のクリスマスにも取り入れたいヒントを発見

Photo by aicolas_monyo

自然の食材を大事にしたり健康的な食事を重視する点で、和食との共通点もあるニュー・ノルディック・キュイジーヌ。斬新なメニューがありながらも、心惹かれるものも多かったのではないでしょうか。

今年のクリスマスは少し気分を変えて、デンマーク式クリスマスで「ヒュッゲ」を感じながらゆったりと過ごすのもおすすめですよ。
おすすめの記事はこちら▼
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

編集部のおすすめ