ライター : donguri

グルメライター

プラリネの意味とは。特長を分かりやすく解説

チョコレートの説明やお菓子のレシピで、「プラリネ」という言葉を目にしたことはありませんか?プラリネはさまざまな意味で使われるため、「なにを指すのかいまいちよくわからない……」という方も多いはず。この記事では、プラリネがもつ2つの意味をベースに詳しく解説していきます。

プラリネとは?記事のまとめ

  1. プラリネはナッツをキャラメリゼしたものを指し、ケーキやクッキー、チョコレートなどさまざまなお菓子作りに使われる
  2. プラリネ=ボンボンショコラを意味する場合もある

プラリネとはナッツをキャラメリゼしたもの

Photo by a.jinja

プラリネはフランス語で「praliné」と書き、ナッツ類をキャラメリゼしたものを指します。使用するナッツに決まりはなく、アーモンドやヘーゼルナッツ、くるみなどいろいろな種類があるのが特長。ナッツを荒く砕いたもの、細かく粉状にしたもの、ペースト状のものなど形状もさまざまです。

プラリネはナッツの香ばしさとキャラメルの甘みがあり、お菓子に使用すると風味やコクがアップ。アイスにトッピングしたり、ケーキやクッキーの生地に混ぜ込んだりと多様な使い方があります。

なかでも定番なのが、ボンボンショコラと合わせる使い方。ボンボンショコラ発祥のお店であるベルギーの「ノイハウス」は、当時初めて作ったボンボンショコラのセンターにナッツのペースト(=プラリネ)を使用していました。

プラリネの種類と特長

アーモンドプラリネ

「アーモンドプラリネ」は、アーモンドで作るプラリネの総称です。スライスアーモンドにキャラメルを絡めたものや、アーモンドをキャラメリゼしたあと粉砕したものなど、いろいろな種類があります。

アーモンドプラリネのレシピはこちら▼

ヘーゼルナッツプラリネ

「ヘーゼルナッツプラリネ」は、ヘーゼルナッツを材料に作られるプラリネです。ローストしたヘーゼルナッツをキャラメルでコーティングしたものや、ヘーゼルナッツをペースト状にし、キャラメリゼしたものもあります。

プラリネペースト

プラリネペーストは、ペースト状にしたプラリネを指します。お菓子作りでは、パウダー状のプラリネより混ぜやすいのが特長。ガナッシュと混ぜる、ケーキやクッキーの生地と混ぜる、生クリームと混ぜるなど、いろいろな使い方があります。

プラリネクリーム

プラリネペーストとクリームを混ぜたものを「プラリネクリーム」と呼びます。クリームの種類に決まりはなく、生クリームと一緒に泡立てたり、バタークリームをベースにしたり、カスタードクリームと合わせたりと作り方はさまざま。しっかりとした味わいなので、クリームを主役とするスイーツに向いています。
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