4. 最後に10分ほど蒸らして完成!

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25分ほど煮沸したら、火を止め取り上げたら、タオルなどに包んで10分ほど蒸らし完成です。とても熱くなっているので、取り出す際はやけどに注意してくださいね!

ポリ袋でご飯を炊くコツ

  1. 水の分量は、使用するお米によっても変わってきます。硬めが好き、柔らかめが好きなど個人の好みもあると思いますので、ぜひ1度炊いてみて水を増減してみてくださいね。
    水の量を増やせば、体調不良時や離乳食にも使える、軟飯やお粥にもなりますよ。
  2. 1枚のポリ袋にたくさんのお米を入れると、炊きムラができやすくなります。ポリ袋1枚に対し1合~2合までにし、たくさん炊く場合は袋を分けて湯煎すると失敗しません。
  3. ポリ袋を一度に何個も湯せんする時は特に、煮沸している時に菜箸などで炊き具合を確認しながらひっくり返したりすると、火の通りが均一になり炊きムラが軽減できます。

袋のまま食べれば、洗い物もなし

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災害時は水が貴重になり、生活用水にまわす水も限られてきます。ポリ袋でご飯を炊くことで、袋から直接食べればお皿が汚れず洗い物がでないというメリットもありますよ。

また、ご飯を炊く際に一緒にポリ袋調理のおかずや、レトルトパウチの食品を湯せんすれば水・ガスの節約にもなり時短で温かい食事を完成させることができます。

一度やってみたら災害時も慌てない

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災害時はとにかく精神的にも肉体的にも疲れています。そんなときに温かいいつもの白米で食事ができればほんの少し気持ちが楽になりますよね。

お米の炊き方を「ただ知っている」「聞いたことある」という状態ではなく、何もない平常時に一度実際にやってみることで、万が一の際も慌てず冷静に、失敗せずにご飯を炊くことができます。

休日のお昼に・キャンプに行った際に・お子さんと一緒に、まずは平常時の今、一度炊いて覚えてみてくださいね!
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