ライター : 両角舞

macaroniクリエイターズ/料理家、フードコーディネーター

シャキシャキに仕上がる!タイ風空芯菜の強火炒めのレシピ

調理時間 15
料理家、フードコーディネーターの両角舞です。インスタグラムで料理がもっと好きになる【手をかけレシピ】を紹介しています。日々の料理を楽しい時間に変えていきませんか?


夏が旬の野菜、空芯菜。その名の通り茎に空洞があるので火通りも調味料の絡みも良く、炒め物に最適な葉野菜です。タイではこの空芯菜を使ったポピュラーな炒め物「パックブンファイデーン」という料理があります。パックブン=空芯菜、ファイ=火、デーン=赤なので空芯菜の赤い火炒めという意味です。強火で一気に炒めることと、唐辛子の辛さからこの名前がついているそう。

タイの液状の味噌「タオチオ」を使うレシピが一般的ですが、日本の味噌でもおいしく作れるので気軽に挑戦できるタイ料理です。ごはんにもお酒にも合うのでぜひ試してみてくださいね。

材料(2人分)

手をかけポイント

  1. にんにくは細かくしすぎず具材感があるくらいの粗みじん切りがおすすめ。
  2. 短時間で仕上げるのがポイントなのでAはあらかじめ混ぜ合わせて一度に加えてください。
  3. 炒め始めたらずっと強火のまま仕上げることでシャキッと感が出ます。

作り方

1.空芯菜の下ごしらえをする

空震災の茎と葉を分けて切っている

Photo by 両角舞

空芯菜は葉と茎を分け、それぞれ6cm幅に切る。茎は水にさらして汚れを落とす。葉はサッと洗い水を切る。
空芯菜の茎を水に浸けている

Photo by 両角舞

茎の中に虫や汚れが入っていることがあるので5分ほど浸けてからしっかり水気をきります。

2.にんにくと唐辛子を刻む

粗みじん切りにしたにんにくと唐辛子が並んでいる

Photo by 両角舞

にんにくと唐辛子は粗みじん切りにする。

3.調味料を合わせる

ボウルに調味料を合わせている

Photo by 両角舞

調味料はあらかじめあわせておく。

4.茎から炒め始める

フライパンでにんにく、唐辛子、空芯菜の茎を炒めている

Photo by 両角舞

フライパンにサラダ油と②を入れて火にかけ、香りが出たら①の茎を加えて強火でサッと炒める。

5.調味料を加えて葉を炒める

フライパンに調味料を加えている

Photo by 両角舞

混ぜ合わせておいた③を加えて炒め合わせたら葉も加える。30秒ほど炒めたら器に盛る。
フライパンに空芯菜の葉を入れている

Photo by 両角舞

葉はすぐに火が通るのでサッと炒めて完成。

空芯菜は汚れをしっかり落とそう

昔タイに住んでいた頃、タイの方が空芯菜を手で縦に裂いてからこの炒め物を作っていたので理由を聞いたら『中に虫がついていることが多いから』と言われたことが。確かに小さい虫や汚れは空洞に入り込みそうですね。日本で売られているものは洗浄されているのでそこまで気にしなくて良いと思いますが、念のため水でよく洗うのをおすすめします。

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