アイロンの掛け方を示すアイコン

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アイロンの掛け方を示すアイコンは、見た目がとてもわかりやすいですね。アイロンのイラストが4種類あり、アイロンを使った仕上げ方や対応温度が表記されています。

クリーニングの種類についてのアイコン

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正円をベースにしたアイコンは、クリーニングの種類です。ドライクリーニングまたはウェットクリーニングに分かれており、それぞれに対応可能な強度が示されています。大切な衣類をクリーニングに出すときに、あらかじめ確認しておくと安心です。

洗濯表示の「洗い方」の意味一覧

ここからは、洗濯表示の意味を紹介します。現行JISの洗濯表示を全41種類、一覧にしてまとめてみました。対応する旧JIS表示も併せて記載しているので、参考にしてみてくださいね。

なお、洗濯表示には点や下線などの付加記号があり、あらかじめ意味を知っておくとより覚えやすくなります。点の数は対応可能な温度を表し、点が増えるほど高温での処理が可能です。下線は洗濯の強度を表し、増えるほど弱く丁寧に扱う必要があります。

付加記号の基本的な覚え方

  1. 点の数……対応可能な温度の高さ。多いほど高温で処理できる
  2. 下線の数……洗濯の強度。下線がつくものは水流を弱めて洗う
  3. バツ印……処理・操作の禁止

洗濯機使用の場合

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(※1)
洗濯機での洗い方を表すアイコンは、桶のなかに温度の上限値が表示されています。また、桶の下に引かれた横線は、洗濯の強度を表す付加記号です。横線の数が増えるほど、水流を弱めて洗う必要があります。

お湯を使って洗濯する場合は、桶のなかの水温チェックが欠かせません。表示されている上限を超えてしまうと、衣類の縮みや色落ちの原因になるため注意が必要です。

手洗い可能・洗濯禁止

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(※1)
洗濯機以外の洗い方は、手洗い表示と洗濯禁止の2種類です。旧JIS製品は手洗いが30℃まででしたが、新JIS以降は40℃まで可能になりました。

洗濯禁止の場合は、ウェットクリーニングの表示を併せて確認しましょう。家庭での洗濯もウェットクリーニングのいずれも禁止であれば、水洗いNGです。

洗濯表示の「漂白の仕方」の意味一覧

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(※1)
漂泊の仕方は、塩素系漂白剤・酸素系漂白剤・漂白剤禁止の3段階に分かれています。三角形のみなら塩素系、三角に斜線が入っていれば酸素系、と覚えておくと簡単です。

もっとも漂泊力が高いのは塩素系漂白剤ですが、繊維を脱色してしまう可能性も。色柄ものや大切な洋服を漂泊する際は、必ず事前に漂泊の仕方を確認してくださいね。
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